「レガシィ」や「フォレスター」など、世界的にも人気の自動車を製造・販売する、SUBARU <7270> 。3つのカメラで危険を察知する、運転支援システム・アイサイト でもおなじみです。過去の社名の由来は、創業当初は飛行機メーカーだったことです。そんな同社の昔の名前、分かりますか？

現在の社名の由来はおうし座の星団

同社の始まりは、1917年、中島知久平氏（1884-1949）が民間の飛行機を創るための「飛行機研究所」です。1918年に中島飛行機製作所に改称してからは、陸軍の戦闘機を製造し、国内で最大規模の航空機メーカーになりました。

1945年に「富士産業」へ社名を変更し、スクーターやバスの製造へ転換。その後同社は12社に分かれ、そのうち5社が共同出資して1953年富士重工業を設立。まもなく製造された自動車の試作車が「すばる」でした。

現在の社名への再変更は2017年。SUBARUは、おうし座の中にあるプレアデス星団のことを指す「六連星」（むつらぼし）に由来します。車のエンブレムにも描かれている6つの星は、富士重工業設立時に出資した5社と同社を表しているそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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