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【1万円以下】コロナ禍後も好調な「商社株」に少額で投資する方法 大物投資家も注目

2023/08/31 07:00

コロナ禍が落ち着きを見せつつある今、大手総合商社の株が、上昇していることや有名投資家が積極的に買っていることなどから注目されています。投資初心者の間でも関心が高まっていますが、商社株への投資は20〜60万円かかるため、ためらっている人は少なくないでしょう。しかし1万円以下から投資できます。 日本の5大商社の強みと株価

コロナ禍が落ち着きを見せつつある今、大手総合商社の株が、上昇していることや有名投資家が積極的に買っていることなどから注目されています。投資初心者の間でも関心が高まっていますが、商社株への投資は20〜60万円かかるため、ためらっている人は少なくないでしょう。しかし1万円以下から投資できます。

日本の5大商社の強みと株価

日本の大手総合商社では、次の各社が5大商社として取り上げられます。“投資の神様”と呼ばれる米国の大物投資家・ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が5大商社株を保有していることが2020年8月に明らかになり、注目度が高まりました。その後にも何度か買い増していると報道されています。

三菱商事 三菱グループの総合力 投資には約70万円

三菱商事 <8058> は生活産業・エネルギー・金属・機械・化学品などのほか、都市開発にも注力、三菱グループを基盤とした総合力が特徴です。株価は6954円(8月29日終値、以下同)なので、単元の100株では69万5400円かかります。

三井物産 金属資源に強み 投資には53万円

三井物産 <8031> は資源、特に金属資源分野に強みがあります。最近では消費財、インフラなども伸ばしています。株価は5381円なので、53万8100円必要です。

伊藤忠商事 繊維などで高収益 投資は54万円から

伊藤忠商事 <8001> は繊維など非資源分野の収益力が強いこと、グローバルでは中国・アジアでの実績が目立つ総合商社です。株価は5467円、100株で54万6700円です。

住友商事 幅広い商材 投資には29万円必要

住友商事 <8053> は不動産やメディアなどに強みを持ちつつ、取り扱う商材の幅が広く、経営も堅実なことで知られます。株価は2932円、投資は29万3200円からです。

丸紅 穀物などが特徴 投資には約23万円

丸紅 <8002> は、電力や穀物事業などに強みを持ちます。株価は2340円なので、23万4000円必要ですが、5大商社の中では、最も少額で投資できます。

単元未満株を取り扱っている証券会社

このように5大商社の株を通常の単位(100株)で買おうとすると、少なくとも23万円、高い会社だと約70万円必要ですが、証券会社によっては1株から買えるサービスがあります。100株だと約70万円かかる三菱商事が、6954円で買えるわけです(手数料を除く)。

1株から購入できる主なネット証券会社としてはSBI証券、マネックス証券、楽天証券などが挙げられます。

ただし1株での投資にも注意点があり、手数料が割高だったり、リアルタイムで約定しないので欲しい株価で買えなかったりします。また多くの企業は株主優待の条件として、100株保有を挙げていることが多く、優待がもらえないことがあります(1株でも優待がもらえる企業もある)。

注意点はあるものの、成長が期待できる会社の株をリスクを抑えて買えるので、商社株に 興味があるなら、検討してみてもいいかもしれません。

文/編集・dメニューマネー編集部

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