西アフリカ大西洋沿岸にある「獅子山」は、スペイン語で「ライオンの山脈」という意味からきており、中央アメリカ中部に位置する「救世主国」の由来はスペイン語で「救世主」という言葉からきています。この「獅子山」と「救世主国」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「獅子山」ってどこ?──2017年発掘されたダイヤモンドが約7億3千万円で落札
「獅子山」の読み方はシエラレオネで、正式名称はシエラレオネ共和国です。
国土面積は約7万2千平方キロメートルで、日本の約5分の1の大きさです。
首都フリータウンから約6時間でいけるティワイ島には、川の中にある島で唯一の自然保護区です。絶滅の危機にあるコロンブス・ディアナ猿、ピグミーカバが生息する貴重な場所となっています。
2021年に開催された東京オリンピック開会式では、同国の国旗が大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」のロゴマークの配色に似ていると話題になりました。
緑、白、青を3分割にした国旗の緑は、農業と自然資源と内陸部の代表的な地形である丘陵地帯、青は大西洋と港湾都市フリータウン、白は平和と正義のシンボルを表しています。
シエラレオネはダイヤモンドの産地として知られています。
2017年3月709カラットものダイヤモンドの原石が採掘されました。シエラレオネで発掘されたダイヤの原石としては史上3番目、世界でも史上14番目の大きさになるそうです。
このダイヤモンドは、2017年12月アメリカのニューヨークで競売にかけられ、650万ドル(約7億3千万円)で落札されました。
「救世主国」ってどこ?──「ビットコインシティー」建設を大統領が表明
「救世主国」はエルサルバドルのことです。
国土面積は、2万1,040平方キロメートルで九州の約半分ほどの大きさです。
首都サンサルバドルから約35キロ北に位置するホヤデセレンには、世界遺産に登録されているマヤ文明の古代遺跡があります。
1400年前以上に発生した火山噴火で埋没した村で、イタリアのポンペイにちなみ「マヤのポンペイ」ともよばれています。
エルサルバドルでは2021年9月に仮想通貨ビットコインを法定通貨に採用しています。また、11月には大統領が東部ラ・ウニオンに戦略都市「ビットコインシティー」を建設する計画を明らかにし、徴収する消費税は国債の発行やごみの回収費用などに充てるそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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