北西ヨーロッパにある「蘇格蘭」は、映画『ハリー・ポッター』に登場する魔法学校ホグワーツのモデルとなったことでも有名なエディンバラ城があります。また、イギリス最古の学園都市で、“夢見る尖塔の街”とも呼ばれる「牛津」は、ハリー・ポッターシリーズの映画ロケ地になっています。この「蘇格蘭」と「牛津」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「蘇格蘭」ってどこ?──街全体が世界遺産に登録されている首都エディンバラ
「蘇格蘭」はスコットランドのことです。
スコットランドは北西ヨーロッパに位置し、750個以上の島からなる国です。
同国の主要産業は、金融、製造業、卸・小売業、観光業。日本からの直行便はありませんが、イギリスをはじめヨーロッパ各国から乗り継げば簡単に旅行できます。
中世の趣を残している首都・エディンバラは、街全体が世界遺産に登録されています。
旧市街にあるエディンバラ城は、映画『ハリー・ポッター』に登場する魔法学校ホグワーツのモデルとなったことでも有名です。
また、同国は世界中で愛される児童書『ピーター・ラビット』のゆかりの地でもあります。
ほかにも、アイルランドの神話が残る神秘的なフィンガル洞窟や、無料で公開されているケルビングローブ美術館・博物館は観光客が多く訪れる人気の観光スポットです。
スコットランドは風力発電など再生可能エネルギーの開発先進地域です。
すでに必要な電力の97%を再生エネルギーでまかなっています。将来的には、世界有数の再生エネルギー大国となるのではないかと期待される国です。
「牛津」ってどこ?——天皇皇后両陛下も留学したあの大学
「牛津」はオックスフォードのことで、阿斯福とも書くそうです。
世界の大学ランキングで5年連続1位に輝いているオックスフォード大学。
この英語圏最古の大学を擁する学園都市・オックスフォードは、大学の中に街があるという感じだそう。
市内に点在する大学の建物のうち、クライスト・チャーチ・カレッジの食堂であるグレートホールや、ボドリアン図書館内のディビニティ・スクールは、イギリス出身の作家J.Kローリングの著書『ハリー・ポッター』シリーズの映画ロケ地になっています。
オックスフォード大学にゆかりのある日本人で、最も有名なのは天皇皇后両陛下でしょう。
同大学は、ノーベル平和賞を受賞したミャンマーの政治家アウンサン・スー・チーや、『不思議の国のアリス』の作者として知られる作家のルイス・キャロル、イギリス元首相のマーガレット・サッチャーなど、多くの著名人を輩出しています(文中敬称略)。
文/編集・dメニューマネー編集部
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