バスケットボール男子日本代表のワールドカップ最終戦が9月2日に行われ、日本がカーボベルデに勝ち、2024年パリオリンピックの出場権をつかんだ。注目度が高まっているバスケ選手の年収は、いくらだろうか。
プロバスケ選手の収入源はチームからの年俸
男子プロバスケ選手の主な収入源は、所属チームからの年俸だ。
年俸額は、選手の活躍度やチームの成績などによって大きく変わる。
チームからの年俸のほかに、CM出演料やメディア取材、本の出版に対する謝礼などの副収入を得られることもあるが、具体的な金額は明らかにされていない。
なお、こうした副収入を得られるのは基本的にトップ選手のみだ。
プロバスケットボール選手の平均年俸はいくら?
プロバスケ選手の年俸は、男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」が2016年に誕生したことで、それ以前より高くなった。
Bリーグの最高峰、B1リーグに所属する選手の平均年俸は、2019-2020年シーズンは1,610万円だった。
2018-2019シーズンと比べると300万円ほど増えており、Bリーグができた2016-2017シーズンと比べるとおよそ2倍になっている。
日本代表に選ばれているトップ選手の平均年俸は、2019-2020シーズンは4,540万円。
Bリーグができたシーズンと比べると2.2倍だ。なお、この平均年俸にはアメリカでプレーする八村塁選手や渡邊雄太選手、当時ケガで代表入りしなかった富樫勇樹選手は含まれていない。
女子選手の収入についてはデータが公開されておらず、明らかでない。
ただ、女子バスケのプロリーグはなく、実業団選手として会社から給料をもらいながらプレーする選手が多いため、男子と比べると年収は少ないと考えられる。
年俸1億円のバスケ選手もいる
バスケ選手の年俸は野球やサッカーの選手と比べると少ないイメージがあるが、日本国内でプレーしながら1億円の年俸を手にしている選手もいる。
千葉ジェッツに所属し、今回のワールドカップでも活躍した冨樫選手は、日本人Bリーグ選手初の1億円プレーヤーだ。
最近はNBAに挑戦する日本人選手もおり、そこで活躍すればさらに高い年俸を手に入れられるチャンスがある。
たとえば、NBAで活躍する八村選手は6月、ロサンゼルス・レイカーズと3年間で5,100万ドル(約73億4,000万円)の契約に合意した。
NBAでプレーする日本人選手はほんのひと握りではあるが、夢のある金額といえるだろう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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