「財布をなくした」時の備え 事前にやるべき4つの対策

2023/09/06 17:00

財布をなくしてしまった時に冷静な判断と行動をするためには、普段からの準備が欠かせません。財布をなくした時のダメージを減らすために大切なのは、どのようなことなのでしょうか。 1 財布の中に入っているカードの紛失時連絡先を控える 財布に入っているクレジットカードやキャッシュカード、電子マネーは、紛失に気づいた時点で利用停止

財布をなくしてしまった時に冷静な判断と行動をするためには、普段からの準備が欠かせません。財布をなくした時のダメージを減らすために大切なのは、どのようなことなのでしょうか。

1 財布の中に入っているカードの紛失時連絡先を控える

財布に入っているクレジットカードやキャッシュカード、電子マネーは、紛失に気づいた時点で利用停止の手続きが必要です。すぐに停止できるように、財布の中に入れているカード類の紛失時連絡先は一覧にしてメモしておきましょう。

紛失連絡の目的は、不正利用を防ぐことだけではありません。不正利用に対する補償を受けるためにも必要です。たとえば、dカードでは届出日から90日までの利用が補償されます。

「届け出漏れにより補償が受けられなかった」とならないように、財布の中のカード類を把握しておきましょう。

2 自宅に予備の現金とクレジットカードを備える

クレジットカードやキャッシュカードの再発行には、時間がかかります。「財布をなくして生活ができないとならないように、自宅には予備の現金とクレジットカードを用意しましょう。

auじぶん銀行や住信SBIネット銀行では、スマホでATMから現金を引き出せるサービスを提供しています。これらのサービスに登録しておくことも有効な対策です。

3 財布に追跡防止タグを入れる

追跡タグはスマホと通信し、Bluetoothが届く範囲にあれば音で所在を教えてくれる商品です。

財布に入るサイズのものも売られています。最後に通信した場所を記録してくれるので、なくした場合に見つかる確率が上がります。

4 暗証番号と自宅の鍵は財布に入れない

クレカやキャッシュカードの暗証番号のメモを財布に入れてはいけません。クレカは正しい暗証番号が入力されると、他人が使った場合でも補償対象外となるからです。

最近はカードタイプの鍵が増えていますが、財布に入れるのは避けましょう。免許証などで住所を知られてしまうので、空き巣に入られるリスクが高まります。

文/編集・dメニューマネー編集部

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