ハローキティなどのキャラクターグッズで知られる、サンリオ <8136> 。店舗やオンラインでのグッズ販売のほか、サンリオピューロランドやハーモニーランドなどのテーマパークの運営も行っています。同社の昔の社名、知っていますか？

創業者は元山梨県職員だった

サンリオはスペイン語の「San Rio」に由来し、「聖なる河」を表しています。集まる人々がお互い思いやりを持ち、仲良く暮らせるコミュニティーを作りたいという願いが込められているとのことです。

同社は1960年、山梨県職員だった辻信太郎氏が退職し、県の特産品を販売する会社を設立したことが始まりです。辻氏はかわいい小物の売れ行きが良いことに着目し、やなせたかし氏（1919-2013）や水森亜土氏のデザインを起用した商品を展開します。

1970年代からオリジナルキャラクターの開発をはじめ、1974年にハローキティが誕生しました。マイメロディ、リトルツインスターズ、ポムポムプリン、シナモンロールなどのキャラクターを次々と生み出し、国内のみならず海外のファンも多く人気です。

そんな同社の創業当時の社名は「株式会社山梨シルクセンター」で、1973年に現社名であるサンリオへ変更。1982年に東京証券取引所市場第二部へ上場し、1984年に第一部へ指定替しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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