パートの時給アップをお願いしたくても、「お願いしていいのだろうか」「そもそもどう話せばいいのか分からない」という人は少なくないだろう。時給交渉をしたいならまず次の3つのことをやってみよう。
調べる──同じ業種、別の店のパートの時給情報を収集しよう
まずは、同じ業種や地域の時給の情報を調べてみよう。もし自分の時給のほうが低ければ、交渉の材料にできるかもしれない。
こうした情報は、パートの情報誌やウェブサイトなどにたくさん出ているはずだ。特に最近は人手不足のため、新しくできた店舗などは時給を高くしていることがある。そうした情報も活用するといいだろう。
まとめる──自分の実績やスキルなどを「メモ化」しよう
実際に交渉する前に、自分がパートでどんな成果を出したか、いかに貢献しているかを具体的に挙げられるよう、「メモ」にしておくといいだろう。
たとえば、売り上げがどれくらい増えたか、お客さんからどんな感謝の言葉があったか、どれくらい業務を効率化できたか。具体的なデータや事例を示して伝えよう。
おおげさなプレゼン資料を準備する必要はないが。何かしら具体的なデータを持って臨むことで、自信を持って話せるはずだ。
冷静に話す──感情に流されず、冷静な態度を保とう
交渉では、事実と意図を伝えつつ、感情的にならず、冷静に話すことが重要だ。特に他の人の時給を調べて自分が安いことを知ると、つい感情的になってしまう。
たとえば、2万人の働く女性をサポートしてきたあるキャリアカウンセラーによると、後から入った人のほうが高いということはよくあるという。
ただ、そうした時でも、「おかしいと思いませんか!」と主張するのではなく、「これからも働きたい」という前向きな姿勢を見せ、冷静かつ客観的に交渉することだという。
文/編集・dメニューマネー編集部
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