「一粒万倍日」(いちりゅうまんばいび)は、一粒のもみが何倍もの稲穂へと育つという意味があり、何かを始めるのに最適な開運日ですが、やってはいけないこともあります。9月は3日(日)、11日(月)、18日(月・祝)、23日(土・祝)・30日(土)が一粒万倍日ですが、どんなことに気をつければよいのでしょうか。
ローンの契約をしてはいけない?
一粒万倍日には、お金を借りないほうがいいでしょう。たとえば住宅や車のローン契約などです。なぜなら、一粒万倍日には「その日に行うことが万倍もになって返ってくる」という意味があり、これは良いことだけでなく悪いことにも当てはまるからです。
一粒万倍日にローンの契約をすると総額が膨れ上がって、なかなか残金が減らず返済に苦労するかもしれません。
ただし、ローンや借金を伴わない、住宅や車の購入には吉日とされているので、現金一括で買うのなら、一粒万倍日を選ぶとよいかもしれません。
お金を引き出してはいけない?
一粒万倍日には、ATMなどでお金を引き出さないほうがよいでしょう。「一粒万倍日だから財布の中のお金が何倍にも膨らむので良いのでは?」と思うかもしれませんが、実はその逆で、この先引き出す金額が膨らむため、貯金がどんどん減るかもしれないからです。
一粒万倍日の前に引き出しておくとよいでしょう。
衝動買いをしてはいけない?
一粒万倍日はお財布などを新調するのに良い日ですが、衝動買いをすると金運が下がってしまう可能性があるので、気をつけましょう。この先支払い額が増えてしまい、お金に苦労すると言われています。
反対にずっと欲しかったものや、これからも長く大切に使いたいものを一粒万倍日に買うのは良いとされています。大切なのは、「何を買うか」ではなく「どのような思いで買うか」なのかもしれません。
文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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