あの力士の出身国「勃牙利」、寒い場所にある「氷州」、どこの国か分かる?

2023/09/21 11:00

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多くの火山と氷河が存在し、火と氷の国と呼ばれる「氷州」は、世界最大の屋外温泉が観光スポットです。また、日本に次ぐ世界第2位の温泉国と言われている「勃牙利」は元大相撲力士の琴欧洲が生まれた国です。この「氷州」と「勃牙利」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか? 「氷州」ってどこ?──国土の11%が氷河 「氷州

多くの火山と氷河が存在し、火と氷の国と呼ばれる「氷州」は、世界最大の屋外温泉が観光スポットです。また、日本に次ぐ世界第2位の温泉国と言われている「勃牙利」は元大相撲力士の琴欧洲が生まれた国です。この「氷州」と「勃牙利」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?

「氷州」ってどこ?──国土の11%が氷河

「氷州」はアイスランドのことです。 アイスランドは北海道よりやや大きいくらいの島国で、北大西洋に位置しています。

首都のレイキャビクは、世界で最も北にある首都といわれています。

同国の観光スポットには、世界最大の屋外温泉ブルーラグーンや、シングヴェトリル国立公園にある、2つの大陸プレートによってできた地球の割れ目ギャウがあります。

アイスランドには、名前のついている氷河が200以上あり、氷河の総面積は国土の11%を占めるほど広大です。氷河の侵食によって形成された谷では、土地の高低差を利用した水力発電が行われています。

また、国内に多くある火山を利用した地熱発電も盛んです。

2019年度は、総発電量のうち水力発電が約70%、地熱発電が約30%を占め、国内電力の大部分が再生可能エネルギーでまかなわれています。

ちなみに、日本とアイスランドは、地熱分野で40年以上協力関係を結んでおり、同国で使用されている地熱発電設備は、ほぼ100%日本製だそうです。

「勃牙利」ってどこ?──スターバックスが世界一安い国?

「勃牙利」はブルガリアのことです。

豊かな水資源に恵まれたブルガリアは、世界有数の温泉国です。

その多くは湧き出したままの源泉が、常に浴槽いっぱいに注がれている“源泉かけ流し”だそう。同国では、温泉は水着着用での利用が主流ですが、近年は日本のように裸で入る、銭湯のような施設も増えているそうです。

また、香水などの原料となるバラのエッセンシャルオイルは、世界市場の約7割がブルガリア産です。

毎年5月下旬から開かれるバラ祭りには、世界中から観光客が訪れます。町全体がブルガリアローズの甘い香りに包まれるなか、パレードやバラつみ体験など、さまざまなイベントが開催されます。

ちなみに、ブルガリアは世界一スターバックスコーヒーが安い国と言われることも。しかし、アメリカの調査会社ファインダーによると、実際は世界一でなく、欧州一とのことです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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