コロナ禍でテレワークや外出自粛を強いられるなど、人間関係やコミュニケーションのあり方が問われる中、「コロナ離婚」という言葉が生まれました。2021年の離婚件数は18.4万組でしたが、コロナウイルスの感染が広がる前、2019年は20.8万組、2020年は19.3万組でしたから、2021年の18.4万組は、2年連続で減った
コロナ禍でテレワークや外出自粛を強いられるなど、人間関係やコミュニケーションのあり方が問われる中、「コロナ離婚」という言葉が生まれました。2021年の離婚件数は18.4万組でしたが、コロナウイルスの感染が広がる前、2019年は20.8万組、2020年は19.3万組でしたから、2021年の18.4万組は、2年連続で減った結果です。それでは、その1年後の2022年の離婚件数は、2021年の18.4万組より多かったのでしょうか、それとも少なかったのでしょうか?
コロナ直前の数年間を振り返ると……
コロナ禍に入る前の2019年から2年連続で減ったと書きましたが、その前はどうだったかというと、2016年の21.6万組から2018年までの3年間、毎年0.4万組ずつ減っていました。
ここ数年減少傾向だったとして、実際に2022年の離婚件数はどうだったかというと、17.9万組です。2021年の18.4万組より0.5万組減っているので、答えは「少ない」です。
過去最多は2022年。前年に施行された法律が関係?
過去の水準と比べてどうなのか、過去一番多かったのはいつごろなのかが気になります。離婚件数が最も多かったのは、2002年の28.9万組です。
その背景として、配偶者暴力防止法(DV法)が成立したことが関係しているといわれていられます。これは配偶者からの暴力の防止や被害者の保護を目的とした法律で、2001年の10月に施行されました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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