嫌われる上司には共通点がある。人によって態度をコロコロと変えていないだろうか。こういった行動が、部下からの人望をなくし、職場で陰口をたたかれる原因となる。部下から煙たがれる上司の特徴として、次のようなものがあげられる。
嫌われる上司の共通点
嫌われる上司がやりがちなことには共通点がある。たとえば次の4つのようなものだ。あなたの職場にこんな上司はいないだろうか?または、あなたがこんな上司になっていないだろうか?
人によって態度がひょう変する
自身の上司や取引先の前と、部下に見せる顔がまったく違う、優秀な部下とそうでない部下に見せる態度が異なる上司も嫌われる。
人によって態度を変える上司は、自分をよく見せるために部下を利用していることもあるので要注意だ。
考え方・やり方を何の説明もなくコロコロも変える
部署やチームの仕事の進め方、考え方をリードする上司が、やり方を変えなければいけないときは当然あるが、部下の理解や納得を無視して、何の説明もなくコロコロ変えているようでは、部下はついてこないし、そんなやり方では嫌われる。
とはいえ刻々と変わる市場、情勢にあわせて臨機応変に変えることも必要だ。一度決めたからという理由で柔軟な変更が決められないようでは、ビジネスの競争に勝てない。
上司が判断ややり方を変えるのが、どんなに多くても、納得できる理由があれば部下はついていくし、そんな上司を嫌うこともないはずだ。
上司が苦手な理由
苦手な上司は「高圧的で偉そう」、反対に憧れる上司は「周りがよく見えていて、人の立場に立って物事を考えられる人」──。
「職場の上司」についての調査が行われ、20〜50代467人に、上司が苦手な理由や、憧れの上司像を聞いたところ(いずれも複数回答)、上司が苦手な理由で最も多かった「高圧的で偉そう」を挙げた人が50.4%、憧れの上司像に「周りがよく見えていて、人の立場に立って物事を考えられる」と答えた人もの59.9%と、どちらも半数以上いた。
苦手な上司がいると回答した人が6割越え
調査したのは、キャリアや就職・転職について調べる「Job総研」を運営するライボ。の社会人男女を対象に、苦手な上司がいるかどうかや、その理由と対処法、また自分が上司になった時に真似したくない言動などについて聞いた。
苦手な上司がいるかどうか聞いたところ、全体の60.4%が苦手な上司がいると回答。苦手な上司の性別では、同性32.3%、異性17.7%、どちらも苦手が15.2%という結果に。
上司が苦手な理由を聞いたところ、上位10件の回答は次の通りだった(複数回答)。
・高圧的で偉そう 50.4%
・責任転嫁をしてくる 24.1%
・明らかに能力がない 23.4%
・部下の荒探しばかりしている 23.0%
・部下にだけ態度が悪く上司には媚びる 22.7%
・仕事を部下に押し付け、自分はサボる 22.3%
・自分を棚上げする 21.6%
・特定の人に贔屓することが多い 21.3%
・感情的ですぐに怒鳴る 20.6%
・話が長い 19.9%
詳しく読む>>
上司が苦手な理由トップ10 逆に「憧れの上司」ってどんな人?【調査】
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「老後破産」しないために読みたい
・ブラックリストでも作れるクレカ5選【PR】(外部)
・今持っている株を売って新NISAで買い直したほうがいい?
・会社に転職活動がバレない転職サイトの機能
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法