苦手な上司は「高圧的で偉そう」、反対に憧れる上司は「周りがよく見えていて、人の立場に立って物事を考えられる人」──。
「職場の上司」についての調査が行われ、20〜50代467人に、上司が苦手な理由や、憧れの上司像を聞いたところ(いずれも複数回答)、上司が苦手な理由で最も多かった「高圧的で偉そう」を挙げた人が50.4%、憧れの上司像に「周りがよく見えていて、人の立場に立って物事を考えられる」と答えた人もの59.9%と、どちらも半数以上いた。
苦手な上司がいると回答した人が6割越え
調査したのは、キャリアや就職・転職について調べる「Job総研」を運営するライボ。の社会人男女を対象に、苦手な上司がいるかどうかや、その理由と対処法、また自分が上司になった時に真似したくない言動などについて聞いた。
苦手な上司がいるかどうか聞いたところ、全体の60.4%が苦手な上司がいると回答。苦手な上司の性別では、同性32.3%、異性17.7%、どちらも苦手が15.2%という結果に。
上司が苦手な理由を聞いたところ、上位10件の回答は次の通りだった(複数回答)。
・高圧的で偉そう 50.4%
・責任転嫁をしてくる 24.1%
・明らかに能力がない 23.4%
・部下の荒探しばかりしている 23.0%
・部下にだけ態度が悪く上司には媚びる 22.7%
・仕事を部下に押し付け、自分はサボる 22.3%
・自分を棚上げする 21.6%
・特定の人に贔屓することが多い 21.3%
・感情的ですぐに怒鳴る 20.6%
・話が長い 19.9%
上司はこれまで以上に柔軟になる必要がある
全体で最も多かったのは「高圧的で偉そう」だが、調査したライボは、年代別で回答に違いが見られるとコメント。またこの傾向は「憧れの上司像」でも同じ結果だという。
ライボは発表で、「Job総研で過去に実施した『2022年 世代間ギャップ調査』でも7割が世代間でギャップを感じると回答していることから、憧れの上司像も世代別で違いが見られる結果になったと推測」できると指摘。
その上で、コロナ禍で働き方が大きく変わり、世代間での価値観にギャップが生じる中で、「時代と共に上司の在り方も徐々に変化が求められ、これまで以上に柔軟な考えによるコミュニケーションが必要になる」と分析している。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月17日公開記事)
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