貯金が上手な夫婦には、普段からお金の話をしているなど、いくつか特徴がある。彼らは、常に節約を心がけているからこそ、お金が貯まりやすい。また、夫婦合わせて年収1400万円以上のパワーカップルも、お金の大切さをよく知っている。お金持ちの夫婦の特徴が分かれば、お金が貯まりやすくなるかもしれない。
貯金できている夫婦のカンタン節約術
お金を貯めている夫婦には、共通してやっている節約術がある。なかなかお金が貯まらないという人は、まず次のような節約術を生活に取り入れてみるといいかもしれない。
「夫婦共同の口座」を作って毎月決まったお金を入金している
お金が貯まる夫婦は、夫婦共同の口座を作って毎月決まった金額を入金して家計を管理している。
夫婦共同の口座から、家賃などの固定費などの引き落としをしたり、急に必要になったお金を引き出したりすれば、お金の流れが明確化される。
最近では、お互いがいくら収入を得ていて、貯金があるか把握してない夫婦も少なくない。
夫婦それぞれでお金を貯めることがいけないのではなく、それとは別に共同口座は作っておきたい。
生活リズムを合わせている
夫婦それぞれ生活リズムが異なると水道光熱費が高くなりがちなので、お金が貯められる夫婦は生活リズム・生活時間を合わせている。
たとえば、夫婦が一緒の時間に寝起きすれば電気代を節約できるし、入浴時間を合わせれば水道・ガス代の節約につながる。
そのほか、ご飯は別々に作らず一緒に作って食べると、水道光熱費だけでなく食材の買い出しに使う費用も抑えられるだろう。
夫婦で年収1400万円以上のパワーカップルが一番おいしい理由
夫婦で年収1400万円以上の世帯、いわゆる「パワーカップル」という言葉をメディアで見かける。日本の税制や政策が「パワーカップル」に有利な面がたくさんある。
住宅ローン控除のメリットは1000万円
パワーカップルの最大のメリットは住宅ローン控除だ。夫婦ともに収入があるので、高額のローンでも審査が通りやすいだけではなく、それぞれがローンを利用すれば、夫婦ともに住宅ローン控除を受けられる。
条件によって控除額、控除期間は異なるが、それぞれが50万の控除を10年間受けると、総額は1000万円になる。
控除額は住宅ローンの年末残高の1%だ。現在の住宅ローンの金利水準はそれを下回っていますから、支払う金利よりも、税金の還付のほうが多いというおいしい状態だ。
“鬼の税率”40%も恐くない3000万円控除
都心の高額物件は人気が高く値上がりしている。
売却益が出ると、通常、所有期間が短い場合の税率は40%という高い水準だ。まさに“鬼の税率”といえよう。
しかし、「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」を使えば、譲渡所得から最高3,000万円まで控除を受けられる。これは所有期間には関係ない。
仮に短期間の所有で譲渡益が3000万円あれば、1200万円の税金が課せられるが、特例を使えば譲渡益はなかったことになる。税金を払う必要はないのだ。
このように、パワーカップルなら審査が通りやすく、高額な人気物件を手に入れられるだけでなく、税金の還付もたっぷり受けられる。値上がりすれば、税金を気にせずにまた新たな物件に移り住める。
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夫婦で年収1400万円以上のパワーカップルが一番おいしい理由と死角
文/編集・dメニューマネー編集部
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