家族に内緒の銀行口座を持っている人もいるだろうが、実はうっかり知られてしまうことが多い。なぜ、隠しているのに家族にバレてしまうのだろうか。また、お金持ちは複数の銀行口座でお金を管理していることが多いという。複数の銀行口座を持つメリットについても考えてみよう。
「内緒の銀行口座」がバレるケース
20代から50代の既婚者のうち、「家族に内緒のへそくりがある」人が35%いるというが(MoneyGeek編集部調べ)、その隠し場所のほとんどである「銀行口座・証券口座」は、実は“ウッカリ”バレることが多い。なぜ、銀行口座を作ったことが知られてしまうのだろうか?
銀行から郵送物が来る
キャッシュカードやキャンペーンの案内などが届いてバレることもあるので、郵送物は一切不要と伝えておくほうがいい。
キャッシュカードは通常、親展で自宅に届くが、家族に内緒なら、キャッシュカードは「支店で受け取る」と伝えておこう。また金利優遇などのキャンペーンのお知らせも来るので、「DMは不要」と伝えておきたい。
ただし、超お得なキャンペーンの案内もあるので、見逃したくないなら、携帯電話かメールのみで連絡してもらうのも手だ。
満期のお知らせで電話がかかる
運用商品の満期が近づくと、次の運用を提案するため、担当者が電話連絡をする場合があるので、連絡は家の電話位にせず携帯にしてもらい、運用報告はアプリなどで見られるようにしておくといいだろう。
銀行で扱う運用商品は長期のものが多く、満期にはほとんどの人が忘れている。 また満期後に解約して現金にしたい場合も、窓口に行くか、スマートフォンのアプリで手続きできるようにしておこう。
「口座は3つ以上」がお金持ち流?その納得がいく理由
お金持ちの中には「銀行口座」をあえて複数持っている人が少なくない。中には3つ以上の口座を開設している人もいるが、一体何のためなのか。その理由を探ると、「安全性」や「管理のしやすさ」などの面から、納得がいくものだった。
「管理のしやすさ」の観点
複数の口座をもっているお金持ちの場合、多くはこの「管理のしやすさ」が理由だ。例えば3つの口座を持っているお金持ちの場合、「収入を管理するための口座」「支出を管理するための口座」「貯蓄専用の口座」と使い分けているケースが多い。
このケースの場合、すべての収入が「収入を管理するための口座」に入金されるようにし、その後、その口座からお金を「支出を管理するための口座」と「貯蓄専用の口座」に振り分ける流れとなる。
この流れの場合、貯蓄がしっかりと貯まっていく形になる上、通帳を見ればいくら支出があったのかも一目瞭然だ。収入と支出を同じ口座で管理すると、通帳上で収入と支出が見分けにくく、収支の管理が煩雑になる。
「金利」の観点
銀行にお金を預けることで得られる「金利」の差も重要な視点だ。超低金利が続いている日本では金利が0.001%程度のケースも多いが、ネット銀行の中には証券口座などと連携させることで金利が100倍になることもある。
お金持ちは預金の金額が大きいこともあり、金利にはこだわっている人が多い。要は「まとまった金額を預ける口座はより金利が高い銀行に」と考えているわけだ。
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「口座は3つ以上」がお金持ち流?その納得がいく理由
文/編集・dメニューマネー編集部
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