高級腕時計の代名詞とも言えるロレックスは、世代や業界を問わず広く愛されている。なかでも芸能界には多くのファンを抱えている。古くは高倉健さんが周囲にプレゼントしていたという逸話もある。芸能界という華やかな業界に身を置く彼らを惹きつけるロレックス の魅力とは。それぞれの愛用モデルも気になるところだ。
ロレックスが愛される理由
ロレックスが広く愛される理由として、まず挙げられるのはその実用性だろう。日差±2秒以内の高精度、耐衝撃性、耐水性を中心に、状況を問わず正確に時を刻むという腕時計の原点とも言える条件を満たしている。
世界一の腕時計としてのステータスも見逃せない。100年以上の歴史を持ち、圧倒的な知名度を誇るロレックスは、所有するだけでその威厳を身にまとえる存在だと言える。二次流通の価格も安定していることから、単なる腕時計というより一種の資産として扱うことが可能だ。
実際、ここ数年、ロレックス の複数のモデルの価格が高騰しており、人気モデルは店舗に出た瞬間になくなるほど。投資目的で購入している人も増えている。
ロレックス好き芸能人の愛用モデルとは
世界一とも言えるロレックスの腕時計、芸能界にも数多い愛好家はどのモデルを愛用しているのだろうか。
霜降り明星・粗品さん「ミルガウス」
ここ数年で腕時計に没頭しているという霜降り明星の粗品さんは、亡き父がロレックスのファンだったそうで、自身はブルーダイアルのミルガウスを約130万円で購入し愛用している。
ヒカキンさん 「コスモグラフ・デイトナ・レインボー」
人気YouTuberヒカキンさんは、自身のチャンネル内でロレックスを購入。装飾の異なるコスモグラフ・デイトナ・レインボー(Ref.116595RBOW)2本を選んだ。総額はなんと1億1260万円にのぼる。
キンプリ平野紫耀さん、木村拓哉さん、千鳥ノブさんほか 「デイトナ」「エクスプローラー」など
ここに挙げたジャニーズタレントや芸人など、ロレックスを愛用する芸能人はまだまだ数多く挙げられる。モデルとしては、一般的に人気のあるコスモグラフ・デイトナやエクスプローラーなどが同じく好まれているようで、テレビ番組やSNSでは着用する様子が頻繁に見られ、愛好家ぶりがうかがえる。
コロナ禍で価格高騰、これからも価格は上がるのか?
昨今の価格高騰の背景にあるのは、世界的な株高による金余りといわれている。富裕層が持っている株などの金融資産が高騰したものの、コロナ禍ということもあって投資先がないことから、価格の下がりにくい「実物資産」としての腕時計に注目が集まっているというのだ。さらに、コロナ禍でロレックスの工場が閉鎖され、結果として減産となってしまったことも理由といわれている。コロナ禍はロレックスの人気に拍車をかけたのだ。
ただロレックス は新作も精力的に発表されており、これからも多くの腕時計好きを魅了するだろう。しかし、株高、金余りの状態がいつまで続くのかは分からない。しっかりと価値と価格のバランスを見極めたうえで、購入・投資をしたいところだ。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月19日公開記事)
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