ファストファッションブランドとして知られる「H&M」。スウェーデン生まれの「H&M」は、今や北海道から沖縄県まで全国各地に多くの店舗を構える、日本でも人気のブランドです。「H&M」とはいったい何の略なのでしょうか。
小さな婦人服店から始まった「H&M」
「H&M」とは、“Hennes&Mauritz”(ヘネス・アンド・マウリッツ)の略です。
1947年、スウェーデンに婦人服店「Hennes」をオープンした創業者のアーリング・パーション氏が、狩猟用具店の「Mauritz Widforss」を買収し、社名を“Hennes&Mauritz”に変更したことが、現在の「H&M」の始まりです。
1970年代にはストックホルム証券取引所に上場し、北欧地域外で初の店舗をロンドンにオープン。80年代から90年代にかけて、グローバルな店舗拡大を本格化させます。日本では2008年9月に1号店である銀座店がオープンして話題となりました。
製品情報の開示や古着回収の取り組みも
「H&M」はグローバル企業として、サスティナビリティ(持続可能性)に力を入れていることでも知られています。
例えば、自社の製品がどこでどう製造されているのか、生産国や使用する素材、製造工場に至るまで製品の透明性を高めてユーザーと共有し、自社製品の取り組みについて多くの人に知ってもらいたいとしています。
「H&M」のサイトでは素材別の服のお手入れ方法を掲載し、サスティナビリティの観点から長く着まわすことを推奨しています。
他にも、ブランドや状態を問わず、着られなくなった服を店頭で回収してリサイクルやリユースする取り組みも実施しています。古着を持ち込んだ人には、次回購入時に使用できるクーポンがプレゼントされるので、活用してみると良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・世界の「オカモト」社員年収はいくら?「コンドーム」だけじゃない
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・使ってない銀行口座、放置するとお金が使われる?
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・東京23区住みやすい街ランキング【2021年版】