仕事に役立つ情報は企業全体で共有すると会社の資産となります。こうした情報共有をする際に、最近よく用いられる言葉が「ナレッジ」です。よく見聞きする、実際に使っているという人も、「ナレッジ」がどんな意味か正確に説明できますか?
情報や知識、経験を企業全体で共有すること
「ナレッジ」とは、「知識」や「情報」という意味です。
英語の“knowledge”が由来で、「学識」や「見聞」などの意味もあります。ビジネス用語としてのナレッジは、企業などの組織にとって有益な情報や経験、ノウハウなど付加価値のある情報のことを指します。
また、提携によって得たノウハウを「各部署でナレッジとして共有する」など、情報そのものだけでなく、知り得た情報を広く共有するという意味でも使われています。
「ナレッジ」と「ノウハウ」の違い
「ナレッジ」を使ったビジネス用語には「ナレッジマネジメント」や「ナレッジコミュニケーション」などがあり、合わせて覚えておきましょう。
ナレッジマネジメントとは、企業内の各部署で蓄えられた知識やノウハウについて、個人や組織全体で共有して活用する仕組みを指します。ナレッジコミュニケーションは、個人・企業問わず知識や経験を共有し合うことです。
また、「ナレッジ」と似た意味で用いられる言葉に「ノウハウ」があります。ノウハウとは、特定の分野における専門的な技術や知識のことを指します。言葉で伝えられるナレッジとは違い、ノウハウは体験や経験などを通さないと伝えることができないという違いがあるので、覚えておくと良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年9月2日公開記事)