企画書や資料、能力などさまざまなものに対して使われるのが「ブラッシュアップ」という言葉です。ビジネスの場面でも頻繁に用いられますが、「ブラッシュアップ」がどんな意味か正確に説明できますか?
能力を高める、何かを改善して作りこむという意味
「ブラッシュアップ」とは、「磨き上げる」という意味です。
英語の“brush up”には、「掃除をする」「手や顔を洗う」「身なりを整える」「勉強をし直す」という意味があります。ビジネス用語としては主に「英語をもっと話せるように磨きをかける」「企画書の内容をより良くするために改善する」といった意味で使われています。
「掃除をする」という英語の本来の意味とは異なっているため、スキルを磨いたり資料などを改善したりする際には、“brushup”もしくは“brush-up”と表記するのが一般的です。
「スキルアップ」との違いは?
「ブラッシュアップ」は技術や能力を高めようとするとき以外にも、未完成なものに対して、これから作り上げ、練り上げていく意味合いで使うこともできます。
例えば、「プレゼンまでに頭の中のアイデアを整理して、資料の内容をブラッシュアップしよう」などと表現します。
「ブラッシュアップ」に似た言葉に「スキルアップ」があります。「ブラッシュアップ」は能力や技術などスキルを含め、資料や原稿などさまざまなものを対象にしている一方、「スキルアップ」はスキルのみを対象にした言葉という違いがあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・世界の「オカモト」社員年収はいくら?「コンドーム」だけじゃない
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・使ってない銀行口座、放置するとお金が使われる?
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・東京23区住みやすい街ランキング【2021年版】
(2021年9月3日公開記事)