企業の業務提携などでよく耳にする「シナジー」という言葉。提携による効果への期待を込めて、「シナジー効果が生まれるだろう」などと使われることも。「シナジー」が、どんな意味か正確に説明できますか? 相互に作用し合い、効果や機能を高めること 「シナジー」とは、「相乗作用」や「共同作用」という意味です。 英語の“synergy
企業の業務提携などでよく耳にする「シナジー」という言葉。提携による効果への期待を込めて、「シナジー効果が生まれるだろう」などと使われることも。「シナジー」が、どんな意味か正確に説明できますか?
相互に作用し合い、効果や機能を高めること
「シナジー」とは、「相乗作用」や「共同作用」という意味です。
英語の“synergy”が由来で、本来は生理学の分野で使われている言葉です。具体的には、薬物などの刺激が作用しあい、相乗的な効果を生むことを意味します。
ビジネス用語として使用する際も、業務提携やM&Aのように、2つ以上のものが相互に作用し合い、単独で行うよりも大きな効果が得られたり、機能を高めたりすることを「シナジー効果」と言います。
「シナジー」は企業の提携や統合だけでなく、想像以上の効果が生まれた際にも使用されます。
例えば、複数の技術を組み合わせて新たな製品やサービスを開発できれば「シナジーが得られた」などと表現します。
「シナジー効果」はプラスの作用が発生するポジティブな意味で用いられますが、逆にマイナスの効果が発生する際には「アナジー」という言葉があります。経営者にとってはアナジーを回避することも重要です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年9月6日公開記事)