読めたらすごい!「阿拉斯加」ってどこ?──犬ぞりや氷河クルーズが人気 、 浅田次郎の小説の舞台

2021/12/22 12:15

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この州で行われるアイディタロッド犬ぞりレースは、世界で最も有名なイベントです。犬ぞりの1 日体験アドベンチャーや宿泊ツアーも組まれています。また州中央部のユーコン川沿いには、日系アメリカ人のフランク安田が作ったビーバー村があります。小説家の新田次郎氏は、この村と自身の生涯を描いた本を出版し、映画化もされました。 総面積

この州で行われるアイディタロッド犬ぞりレースは、世界で最も有名なイベントです。犬ぞりの1 日体験アドベンチャーや宿泊ツアーも組まれています。また州中央部のユーコン川沿いには、日系アメリカ人のフランク安田が作ったビーバー村があります。小説家の新田次郎氏は、この村と自身の生涯を描いた本を出版し、映画化もされました。

総面積が170万平方キロメートルを超えるアメリカ最大の「阿拉斯加」とは、どこの州でしょうか?

正解はアラスカ州です。

観光客にも人気のデナリ国立公園

アラスカ州はアメリア最北端に位置し、州の95%以上に氷河やフィヨルド、森林といった原生のままの自然が残されています。一部は国立公園として活用され、その総面積はアメリカの国立公園全体の約3分の2です。

デナリ国立公園・自然保護区はアラスカを代表する国立公園で、毎年約60万人の旅行者が訪れています。園内を巡るバスに乗って、ハイイログマやオオカミ、カリブーといった動物たちに北米最高峰のデナリ山を眺めることもできます。アメリカ最大の国立公園であるランゲルセントアライアス国立公園では、最も良い状態で残っていると言われる20世紀の銅山の町が見学できます。

潮水氷河が見事なアラスカ州沿岸の一端を堪能できる氷河クルーズや、雄大なマッキンリー山の周りを回りながら空からアラスカの広大な大地を見渡せる遊覧飛行も欠かせません。

石油開発か自然保護か

2021年6月、アメリカ政権はアラスカ州北部の自然保護区内における石油や天然ガス開発目的とした土地の貸与の中止を発表しました。

対象の土地は北極国立野生生物保護区の一部で、ホッキョクグマやトナカイが生息する区域です。民主党や環境保護団体、先住民らは自然破壊だと反対の立場をとっています。

しかし、税収のほとんどを石油や天然ガスに頼っているアラスカ州は、石油採掘地の探査に強い意欲を見せており、州内の雇用や経済成長を期待する意見もあるようです。

この手つかずの自然での石油やガスの採掘を認めるべきかどうか、この点を巡る問題は40年以上にわたって続けられています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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