「老人会」の費用は?ゲートボールだけじゃない旅行や地域パトロールも

2022/04/08 07:00

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定年退職を迎えて、夫婦2人もしくは1人で暮らすお年寄りは多い。老後は外出の機会が減りがちだが、家で過ごす時間が長いと運動機能の低下だけでなく、精神的な不調を引き起こす可能性もある。そんな時に利用できるのが「老人会」だが、費用はいくらかかり、どんな活動をしているのだろうか。 ゲートボール、旅行、地域パトロール……老人会の

定年退職を迎えて、夫婦2人もしくは1人で暮らすお年寄りは多い。老後は外出の機会が減りがちだが、家で過ごす時間が長いと運動機能の低下だけでなく、精神的な不調を引き起こす可能性もある。そんな時に利用できるのが「老人会」だが、費用はいくらかかり、どんな活動をしているのだろうか。

ゲートボール、旅行、地域パトロール……老人会の活動内容

老人会とは、地域に住むお年寄りが集まって活動する団体のことだ。老人会によって入会できる年齢は異なるが、60歳以上を対象とした30〜100人規模の団体が多い。

活動の例として挙げられるのが、ゲートボールやグランドゴルフなどのシニアスポーツやウォーキングなどの運動、旅行や料理、囲碁、将棋などのサークル活動だ。

その他、1人暮らし高齢者世帯への声がけや福祉施設への訪問、子どもの見守りパトロール、公園や公共施設の緑化、リサイクル、昔遊びや民芸の伝承などを行う。

老人会の費用はいくらかかる?

老人会に入ると費用はいくらかかるのだろうか。

活動方針によっても異なるが、1,000〜3,000円ほどの年会費がかかるところ多いようだ。

旅行やスポーツイベントなどで宿泊費や食事代がかかる場合は、別途費用を支払うこともある。

老人会に入る最大のメリットとは?

老人会のメリットは趣味を楽しめることや、活動内容によっては地域に貢献できることだが、最大のメリットは友達ができることだろう。

お年寄りは外出する機会が少ないため、孤独を感じやすい。特にコロナ禍によって社会との関わりが極端に減ったことで、高齢者うつ(老人性うつ)が増えているという。

また、コロナの影響で以前よりも老人会の会合が減っているため、多くの会がZoomなどを活用して会合を開き、コミュニケーションを取るようになっているという。

このような状況の中でお年寄りが仲間と交流できる老人会は、重要なコミュニティといえるだろう。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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