「ブロードバンド」は、2000年にNTT東日本・西日本がフレッツADSLのインターネットサービスを開始したのを機に日本で注目されるようになりました。2001年に「新語・流行語大賞」(トップテン)を受賞し、今では当たり前のように使われています。BBやブロバンなどと略されることもある「ブロードバンド」の詳しい意味を知っていますか?
「ブロードバンド」は高速大容量回線
「ブロードバンド(broadband)」とは、パソコンやスマートフォンなどとプロバイダーを繋げる高速大容量回線です。“broad”(広い)、“band”(帯)と直訳の通り、通信帯域が広いインターネット回線を使うため、一定時間に動画や音楽などの容量が大きなデータも高速で送受信できます。
ブロードバンド回線は「ADSL」・「CATV(ケーブルテレビ)」・「光回線」の3種類に大別されます。「ADSL」は、既存の固定電話回線を使ってインターネット通信を行います。利用者の減少によりNTT東日本・西日本、ソフトバンク共にサービスの終了が予定されています。
「CATV(ケーブルテレビ)」は、CATVの回線をインターネット接続に使う接続方法です。1つのケーブルでテレビの視聴も行うため、送受信可能なデータ量が限られます。CATVは山間部などでも利用可能で、提供エリアが広いのが特徴です。
光ファイバーケーブルの回線をインターネット接続のみに使うのが「光回線」です。大容量のデータでも送受信の通信速度が速く、接続が安定しています。
ちなみに、ブロードバンドの対義語は「ナローバンド(narrowband)」で、通信帯域が狭いネットワーク回線を指します。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年4月8日公開記事)
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