ロシアのウクライナに対する軍事行動が1ヵ月以上に渡って続いている。軍事力世界2位といわれるロシアにウクライナが対抗できているのは、西側諸国から兵器などの提供を受けているとされるが、これらの兵器はどこで生産されているのだろうか。
対戦車で威力を発揮する「ジャベリン」「スティンガー」は米国産
ウクライナ軍の水際作戦の要と報じられているのが「ジャベリン」や「スティンガー」などの携帯式防空ミサイル。戦争で金儲けなどはなはだ不謹慎であるが、需要がある以上メーカーは大きな利益を得るだろう。
ジャベリンを生産しているのは、アメリカの防衛・航空宇宙関連機器メーカーであるレイセオン・テクノロジーズ
これら3銘柄ともウクライナ戦役が拡大した2022年2月末頃から大きく株価を伸ばした。ジャベリン、スティンガー共に生産工場は長らく停止状態だったが、今やフル稼働中だというから今後も株価から目が離せないだろう(CNNによる)。
3銘柄ともSBI証券やマネックス証券など米国株を扱う証券会社であれば取り扱われているため日本からも投資できる。
日本を守る「国防」銘柄に投資するには?
ロシアは日本の隣国でもあり、ウクライナ危機は決して対岸の火事とはいえない。ここは「日本を守る」意識を株式投資に活かしても良いかもしれない。
防衛機器メーカーである石川製作所 <6208> や細谷火工 <4274> は、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを打つと株価が上がるというジンクスで有名だ。
戦闘機、潜水艦、戦車の製造を行う三菱重工業 <7011> もここ数ヵ月でじわじわと株価を伸ばしている。豊和工業<6203>が製造するライフル銃はウクライナ軍に導入されたことで注目を浴びた。
兵器が使われることがない世界は人類の悲願であるが、力なき国防もあり得ない。「国防銘柄」への投資を考えるのも良いかもしれない。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年4月12日公開記事)
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