上場企業の役員は、サラリーマンにとってひとつのゴールとも言える仕事。その年収はどれくらいなのでしょうか。有名企業の役員や社長の年収も気になります。
社内取締役の平均報酬は3,630万円
東証一部・二部上場企業における役員報酬の平均額は以下のとおりです。
社内取締役 | 社外取締役 |
---|---|
3630万円 | 640万円 |
フルコミットではない社外取締役はさほど高くないものの、社内取締役であれば平均額はなんと3,000万円超え。
他の職業と比べてみると、サラリーマンは上場企業でも平均年収が600万円程度、高年収と言われる医師やパイロットでも1,000万円程度と数分の一です。
イメージと違わず、上場企業の役員は桁違いに稼ぐ仕事だということがわかります。
あの経営者はいくら稼いでいる?
平均額が3,000万円以上なら、大企業の役員や社長であればさらに唸るほど稼いでいるのでしょうか。有名な経営者の報酬も見てみましょう。
トヨタ <7203> 豊田章男氏 | 4億4200万円 |
---|---|
ファーストリテイリング <9983> 柳井正氏 | 4億円 |
ソフトバンク <9984> 孫正義氏 | 1億円 |
やはりと言うべきか、皆平均と比べるとかなりの額を受け取っています。さらに、彼らは自社株を保有しているため、その配当でも稼いでいるのがポイント。
特に創業者である孫氏、柳井氏はけん著で、年間の配当額はそれぞれ100億円以上。役員報酬でも億単位ですが、年収ではさらにその数十倍という驚くべき額です。
なお、ここに挙げた経営者以外にも、上場企業で1億円以上報酬を得ている役員は必ず有価証券報告書に記載があります。
なかなか知る機会がない上場企業役員の年収事情、もし気になる企業があれば一度調べてみると面白いかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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