SNSで度々目にする「炎上」は平均して31日続く──。「2021年SNS炎上レポート」がまとまり、炎上が起こって落ち着くまで約1ヵ月であることや、最も多く炎上が見られたメディアがTwitterで98件(76.6%)であることも分かった。
インフルエンサーの炎上によるCM降板等の対応も
レポートをまとめたのは、企業のSNSマーケティングを支援する企業のコムニコ。
今回の調査では、Twitter上に投稿されたツイートが火種となり、リツイート(引用ツイート含む)やリプライで批判が集まって「炎上」状態となることも判明。また、SNS外での企業・団体活動が火種となる「オフライン発」の炎上も10件(7.8%)あった。
炎上元がTwitter以外であっても、Twitter上で議論が起こることから、SNSアカウントを持っていない企業・団体も「SNS炎上」が起こる可能性があるといえる。
2021年は11月に衆議院議員選挙があったことから、公務に関するSNS炎上も目立った。また、テレビタレントやモデルなどの「芸能」や、主にSNS上でファン/フォロワーが多く、影響力のある「インフルエンサー」による炎上もあり、企業CMへの影響もあり、CM降板などの対応がしばしば見受けられたという。
コロナ関連や巻き込まれ炎上は長期化しがち
人の噂も75日というが、平均炎上日数は31日(約1ヵ月)ということも分かった。この日数については、炎上日を起点に、言及数の増加が落ち着き、炎上前の言及数まで減った時点までを「炎上日数」として調査したという。
炎上が長期化する傾向が見られたのは、、「災害(新型コロナウイルス感染症関連を含む)」「巻き込まれ炎上」「思想」に関連したものだったという。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年4月11日公開記事)
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