運転免許証を自主返納した人の年齢は75〜79歳で、29%を占めることが分かった。次いで、80〜84歳が25%、70〜74歳24%で、70歳以降で78%を占めるという。
調査を行ったのはパーク24 <4666> 。対象はドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員6,940人。
運転免許証の返納について「考えたことがある」と回答した人の割合は、全体の11%、60代以上では約3割を占めた。
運転免許証の自主返納について考えたことがある人に、「何歳で返納するか」を聞いたところ、70歳が最多で33%となり、75歳が29%、80歳が16%という結果に。70〜80歳での返納を想定している人が8割を超えた。
高齢運転者の事故の原因は安全不確認が最多
運転免許証の返納について考えたきっかけは、「操作ミスによる交通事故のニュースを見た」が79%と大半を占めた。その他では、「反射神経が鈍くなってきた」「視力が悪くなった」という回答もわずかだが見られた。
2020年の高齢運転者の交通事故は2万5,642件。3万2,590件を記録した2018年から減少傾向にある(警視庁)。
高齢者の交通事故のうち、高齢運転者の違反をみると安全不確認(約38.2%)が最も多くなっている。次いで交差点安全進行が17.3%、前方不注意が11.9%、ハンドル・ブレーキ操作不適が6.2%となった。
また、人的要因別に高齢運転者の交通事故発生状況を見てみると、脇見や考えごとをしていたことなどによる発見の遅れが約82.6%と最多。判断の誤り等が9.6%、操作上の誤りが7.4%と続いた。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年4月13日公開記事)
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