プラス月5万円稼ぐ!アルバイトと副業どっちがお得?

2022/06/17 12:00

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「副業」への関心が高まっており、副業の平均月収が月5〜7万円程度という調査結果もあります。月5万円なら、時給1000円相当のアルバイトや副業を月50時間できれば達成できる収入で、決して難しくなさそうですが、同じ金額でもアルバイトと副業では、手元に残る金額が異なります。副業とバイト、どちらが多く手元に残るのでしょうか。

「副業」への関心が高まっており、副業の平均月収が月5〜7万円程度という調査結果もあります。月5万円なら、時給1000円相当のアルバイトや副業を月50時間できれば達成できる収入で、決して難しくなさそうですが、同じ金額でもアルバイトと副業では、手元に残る金額が異なります。副業とバイト、どちらが多く手元に残るのでしょうか。

アルバイトで月5万円稼いだ場合

アルバイトによる収入は、会社員の給料と同じ「給与所得」に分類されます。アルバイトで直接税金が取られる(源泉徴収される)のは月8万8000円以上であり、月5万円なら源泉徴収されません。

ただし、給与以外の所得が年間20万円以上の場合は、確定申告が必要です。確定申告すると、会社員とアルバイトの収入が合算されるため、アルバイトの収入分所得税が増えます。

アルバイトの月収5万円、所得税5%だった場合、3万円の所得税がかかります。

副業で月5万円稼いだ場合

副業による収入は、原則として「雑所得」です。雑所得は給与所得と合算されて税金が計算されますが、アルバイトと異なり経費が認められ、副業収入から経費を差し引けます(国税庁 No.1500雑所得参照)。たとえば、ライターやデザイナーに必要なパソコンや有料ソフトが経費になります。

1年で15万円の経費と仮定すると、副業による雑所得は「60万円-15万円=45万円」です。所得税5%だった場合、2万2500円の所得税になります。

同じ金額を稼ぐならアルバイトより副業の方がお得

月5万円稼ぐ場合、副業は「経費で差し引ける金額×所得税率」の金額分アルバイトよりお得です。

副業は、自分のスキルを磨いて会社に依存しない収入を得られるチャンスになるので、チャレンジしてみましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年4月16日公開記事)

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