預金or投資どっちのほうが資産を増やせる?手元の100万円を増やす方法

2022/04/18 17:00

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手元にある100万円を効率的に増やすには、どのような商品に投資すればよいのでしょうか。投資初心者向けのお得な制度も活用しながら、資産形成をスタートしましょう。 預金or投資、30年後はいくら差がつく? まとまった貯蓄ができると「銀行で寝かせておくのはもったいないのでは?」と思うものです。実際、元手が同じ100万円でも、

手元にある100万円を効率的に増やすには、どのような商品に投資すればよいのでしょうか。投資初心者向けのお得な制度も活用しながら、資産形成をスタートしましょう。

預金or投資、30年後はいくら差がつく?

まとまった貯蓄ができると「銀行で寝かせておくのはもったいないのでは?」と思うものです。実際、元手が同じ100万円でも、30年後には数百万円の差がつくことがあります。

100万円を金利0.001%の普通預金に預けていると、30年経ってもたったの287円しか増えません。一方、100万円を投資して年利5%で運用できたとしたら30年後は227万円増えて、資産は327万円になります。30年で、何と200万円以上の差がつくのです。

100万円の投資なら「NISA」が効果的

初めて投資するなら、NISAニーサ)が効果的です。NISA口座なら、通常の投資の利益にかかる約20%の税金がかかりません。税金を天引きされることなく、効率的に資産を増やせます。

NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」があります。一般NISAでは、毎年120万円を5年間運用できます。つみたてNISAでは、毎年40万円を20年間運用できます。元手が100万円なら、どちらを利用しても全額を非課税で運用できます。

100万円を一括で投資したいなら一般NISA、少しずつ数年にわたって投資したいならつみたてNISAを選ぶとよいでしょう

分散投資できる「投資信託」でリスクを減らす

投資のリスクを抑えるには、分散投資が有効です。

投資の世界には「卵を一つのカゴに盛るな」という格言があります。例えば、ある会社の株式に100万円を投資した後、その会社が倒産したら資産は0円になります。一方、10万円ずつ別の会社に投資すれば、そのうちの1社が倒産しても損失は10万円で済みます。

分散投資ができる商品で効果的なのは、「投資信託」です。

投資信託とは、投資家から集めた資金を専門家が複数の株式・債券に投資し、利益を再分配する商品です。つまり、投資信託を購入すれば自動的に分散投資ができます。

投資信託は一般NISAでもつみたてNISAでも購入できるので、最初の投資先として検討してください。

文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

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