せっかく会社で働くなら、出世して給料を上げたいと思う人もいるはず。しかし、任された仕事をこなすだけでは、40〜50代になっても出世できないかもしれない。出世できない人には共通点があるが、どのような行為がNGに当たるのだろうか?5つ紹介する。
共通点1 スキルアップのための努力をしない
目の前にある仕事をこなすばかりで、スキルアップのための努力をしない人は要注意だ。現状に満足しており、成長意欲がないと思われる可能性がある。
仕事に関連するニュースや本を読んで業務に生かすなど、できることから取り組みたい。
共通点2 怒りの感情をコントロールできない
怒り出したら感情をコントロールできない人も要注意だ。出世して部下を持つと、怒りたくなることもあるだろう。
しかし、感情をコントロールできない人が出世すると、「自分のほうが上だ」という意識から怒りを正当化し、パワハラやモラハラにつながる可能性がある。
共通点3 他人に責任を押し付ける
自分が原因でトラブルが起こったにもかかわらず、他人に責任を押し付ける人は出世しにくい。周りからの印象が悪くなるだけではない。現時点で責任を持てないなら、出世して責任が重くなったとき、さらに責任逃れがひどくなると思われるだろう。
理不尽なことで上司から指導されることもあるだろうが、自分にも何かしらの原因があったのではないかと、冷静に考える癖をつけるとよいかもしれない。
共通点4 全ての仕事を自分でやろうとする
「自分で進めたほうが早く終わる」「頼むのが申し訳ない」といった理由で、全ての仕事を自分でやろうとする人も出世しにくい。
そのような人が出世すると、仕事を抱えすぎて部下とのコミュニケーションをうまく取れないばかりか、部下を育てることもできないからだ。
共通点5 上司や同僚からの信頼や評価に偏りがある
上記の共通点に当てはまらないのに出世できない場合は、同僚からは信頼、評価されているが、上司からは適切な信頼や評価を得られていない可能性がある。
出世は、上司からの信頼があって初めて実現する。同僚への分け隔てのない態度は大切だが、時には上司に自分を売り込むことも必要だろう。
今の会社で出世するには?
今の会社で出世するために、上記の共通点に当てはまらないかチェックしたり、会社の評価基準を見直したりして行動に移したいものだ。
また、会社で出世している人を観察することで、どのような点が評価されているかが明確になることもある。出世している人の共通点を見出し、行動や習慣を真似してみるのもよいだろう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年4月19日公開記事)
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