4月19日の外国為替市場、円相場は一時、1ドル128円台まで値下がりしました。これは2002年5月17日以来、およそ20年ぶりの円安水準だそうです。

2002年5月といえば、サッカーのワールドカップ日韓大会が行われたころですが、当時の日経平均の水準を覚えている人はどれくらいいるでしょうか。02年5月17日の日経平均終値は次のうちどれでしょうか？

①　9038.69
②　11,847.32
③　27,824.83

小泉政権下、第三次平成不況の直後

4月19日の東京外国為替市場で円が値下がりした（円安になった）背景にあるのは、アメリカで金融引き締めが強まり長期金利が上昇、日米の金利差が広がるという見方があることです。利回りが高いドルを買う、つまり円を売る動きが強まって円安になったと見られます。

前回、1ドル128円台に値下がりしていた2002年5月17日の日経平均終値は、11,847.32円。正解は②です。当時はITバブルが崩壊、第三次平成不況と呼ばれる時期の直後で、株価もじりじりと下落を続けていました。首相は小泉純一郎氏でした。

なお①の9038.69は、2009年5月18日の終値です。そして、1年前2021年5月17日の終値が③の27,824.83でした。

文/編集・dメニューマネー編集部

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