お金持ちに学ぶ

【円安】富裕層の「資産運用」を一般人が真似する方法

2022/06/24 15:00

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「お金持ち・富裕層は、庶民にはできない特別な投資をしているから資産がどんどん増えている」──。そう思っている人には多いのではないでしょうか。たしかに資産家・富裕層にしか入ってこない情報や買えない商品もあり、ポートフォリオには富裕層専用の投資信託や仕組債が組み込まれていることが多いようですが、誰でも買える商品を買い、誰も

「お金持ち・富裕層は、庶民にはできない特別な投資をしているから資産がどんどん増えている」──。そう思っている人には多いのではないでしょうか。たしかに資産家・富裕層にしか入ってこない情報や買えない商品もあり、ポートフォリオには富裕層専用の投資信託や仕組債が組み込まれていることが多いようですが、誰でも買える商品を買い、誰もが真似できる投資もしています。

最近は米ドル外債や仕組債が人気

最近、富裕層の間では米ドル外債や仕組債が人気のようです。

米ドル外債が人気なのは、アメリカの金利が上昇しており利回りが良くなっているからです。2022年4月現在、アメリカの10年の長期金利は2.5%を超えています。コロナショックの起きた2020年からしばらく0.5%台でしたから、大きく上昇したわけです。

また、仕組債についても金利が高くなっていることから多くの富裕層の資産運用に組み込まれているのです。

富裕層でなくても真似するには?

米ドル債や仕組み債であれば富裕層でなくても投資できます。

まず「仕組債」は一例として100万円程度から購入できます。

ただ投資金額が少ないと金利などの条件をアレンジできず、決められた条件の仕組債を購入するしかありません。その点、富裕層は投資金額が大きいことから金利などを高くしてもらえます。同じ「仕組み債」といっても、多く買う富裕層のほうが有利な条件なわけです。

一方の「米ドル外債」は誰でも、少額から買えます。米ドル外債の中でも主な商品は、年に何回か利息が受け取れる利付債と、満期時に米ドルベースでお金が増えるゼロクーポン債です。

円安の今、米ドル外債に投資する注意点

米ドル外債への投資を考えるうえで注意したいのは、為替レートです。

2022年3月から4月にかけて、一気に円安が進んでいます。3月中旬に1ドル115円程度でしたが、4月に入り1ドル130円に迫る勢いです。

ここからさらに円安が進むのか、円高になるのかは分かりませんが、短期間に急激に円安が進んだので、米ドル建て商品への投資をためらっている人もいるでしょう。

その場合、毎月一定金額を米ドル外債へ投資をする積立投資を検討するとよいかもしれません。積立投資であれば、円から米ドルに換える際のレートの平均が安定しやすいからです。

富裕層の資産運用を参考に

富裕層は大きなお金を投資に回すため、マーケットに相応の影響を与えます。また様々な情報がいち早く耳に入ってくるため、リスクがある分、期待リターンの高い投資を実践しています。

富裕層がどんな資産運用をしているかを知ることは、投資のトレンドを知り、自分のポートフォリオを充実させるのに役に立つかもしれません。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年4月23日公開記事)

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