ゴールデンウィークは久しぶりに近場へ旅行でも行こうかな……と考えているなら、お得に旅行ができる「県民割」や「ブロック割」を使うとお得に旅行できるかもしれません。

県民割やブロック割で最大7,000円お得に旅できる

「県民割」は観光庁が支援する「県民割支援」のことで、県民による“県内旅行”に限り、割引が適応されます（なお「県民」となっていますが、東京都や大阪府などが対象外というわけではありません）。

割引内容は自治体により異なりますが、国は1人泊あたり最大5,000円の費用と、最大2,000円の地域限定クーポンなどでの食事やお土産代を支援してくれ、最大で1人7,000円分の恩恵を受けることができます。

「ブロック割」は、県民割の対象が近場のエリアまで拡大されたもので、日本国内を6つのブロックに分け、同ブロック内の旅行であれば割引が適応されるという制度です。

割引の条件はワクチン接種か陰性検査結果

県民割やブロック割は対象エリアに住んでいるという以外にも、設定された条件をクリアしなければ利用することができません。

県民割・ブロック割の適用条件

・3回の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種

または
・陰性のPCR検査結果

自治体によりワクチン接種の回数や細かい条件に差があるため、割引の利用を検討している方は、事前に確認しておきましょう。

5月以降に利用可能な割引もある！

県民割とブロック割を利用できる期間は、「4月29日チェックアウト分まで」としている自治体がほとんどです。

しかし鳥取県の「＃WeLove山陰キャンペーン」や、奈良県の「春のいまなら。キャンペーン2022」など、対象者を限定して期間を延長しているキャンペーンもあります。

また神奈川県にある箱根温泉で利用できる「箱ぴたサンクスクーポン2022」や、栃木県宇都宮市で利用できる「プレミアム観光クーポン宇都宮」のように、5月以降も継続されるエリア限定の割引などもあります。

割引期間を延長するキャンペーンはまだまだ増えるかもしれません。旅行を計画している方は事前に県民割やブロック割、エリア限定の割引をチェックし、お得に旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

文・佐々木美紀（ライター）
編集・dメニューマネー編集部

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