GW明け会社に行きたくない!5月病にかかったときすべきこと【医療費】

2022/04/28 07:00

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4月から新生活が始まり、疲れが溜まって連休明けに体調を崩す人がいます。過去には、約4人に1人が「5月病の経験がある」と答えた調査結果もあるほどです。何となく会社に行きたくない、体調が良くない、そんなときは何もやる気になれないかもしれません。しかし「5月病」といわれる症状でも、病院で受診すると控除を受けられて税金が安くな

4月から新生活が始まり、疲れが溜まって連休明けに体調を崩す人がいます。過去には、約4人に1人が「5月病の経験がある」と答えた調査結果もあるほどです。何となく会社に行きたくない、体調が良くない、そんなときは何もやる気になれないかもしれません。しかし「5月病」といわれる症状でも、病院で受診すると控除を受けられて税金が安くなる場合があるので、やっておいたほうがよいことがあります。

領収書やレシートを保管する場所を決めておく

医療費控除の計算では、医療費の正確な金額が必要です。病院や薬局でもらう領収書をノートに挟んだり、机の引き出しに入れたりすると、それを忘れて後で見つけられず困ることがあります。ファイルや箱など、領収書の保管場所は決めておきましょう。

基準額は人によって異なりますが、一般的に医療費が年間10万円を超すと医療費控除にとって税金が安くなります。

年収が500万円で所得税率が10%、住民税率が10%の人なら、医療費が30万円かかると10万円を超えた20万円分に税率20%をかけて、税金が4万円安くなる計算です。医療費の金額が分からないと控除を申請できず、その分税金を余計に払うことになります。

5月の時点で「年間10万円は超えないだろう」と思って領収書を保存していないと、年末に10万円を超えて控除を受けようと思ったときに、金額が分からず困ります。

交通費など領収書が出ない費用はメモを残しておく

通院でかかった電車代やバス代などの交通費も医療費控除の対象です。何度も通院したり遠くの病院に行ったりすると交通費がかさむことがあるので、確定申告では忘れずに計算に含めましょう。

しかし、交通費の領収書は出ない場合が少なくありません。いつ・いくら交通費がかかったのかが分からなくなって困らないように、メモをして領収書などと一緒に保管しておきましょう。

領収書の保管場所を決めておく、メモを残すといった簡単なことで来年の確定申告でかかる手間も税金も減るので、普段から習慣を付けておくことが大切です。

文・大垣秀介(マネーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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