ガソリン価格高騰が高騰し、リッター170円を超えるスタンドもありました。政府は補助金で価格を抑えようとしていますが、消費者も自衛策が必要です。お得に給油するための3つの方法をおさえておきたいところです。
方法1 ガソリン価格比較サイトで安いスタンドを検索
最も手っ取り早い節約は、価格の安いスタンドで給油することです。全国のドライバーから寄せられた情報をリアルタイムに共有するガソリン価格比較サイト 「gogo.gs」 を利用するのが良いでしょう。
こうしたサイトを利用して、ドライブの途中に安いスタンドで給油するプランを作成してはいかがでしょうか。自分が投稿すれば他のドライバーの役にも立ちます。
方法2 クレカ・QR決済などで割引を受ける
現金主義の人であっても、ガソリン代の支払いはクレジットカードを積極的に利用したほうがいいでしょう。ガソリン元売り各社はクレジットカード利用での割引を強化しているからです。
たとえば、ENEOSカードはガソリン・軽油がリッター最大7円引きです。コスモ・ザ・カードでは会員価格で給油できるほかイオン <8267> グループとの提携ポイントがあります。出光興産 <5019> の出光/シェルのカードではハイオク最大リッター13円引き、レギュラー・軽油はリッター最大8円の還元があります。
クレジットカードばかりではなくd払い、PayPay 、楽天ペイ 、au PAYなどQR決済を利用できるガソリンスタンドも増えています。ガソリン代の割引だけではなく、これらのポイントを貯めることで実質的な割引を受けられます。
方法3 燃費を節約して支出を減らす
燃料の消費そのものを節約することも有効です。車の重量が増えれば燃料消費は増えるので、車のトランクに荷物を積みっぱなしにするのはやめましょう。給油は満タンにせずにこまめにして、なるべく重量を軽くする人もいるほどです。
車の燃費計を気にするだけでも省エネ運転につながります。エコモードやスポーツモードを選択できる車では、こうしたモード選択も有効です。もしこれから車を買う(買い替える)なら、燃費の良い車を選ぶことも重要です。利用状況によってはハイブリッドやディーゼルエンジンも選択肢になるでしょう。
日常の脚として自動車を利用する人にとってガソリン価格の高騰は深刻な問題です。だからこそ少しでもガソリン代を節約する工夫が必要です。小さな積み重ねが走行距離の積み重ねとともに大きな金額になります。
文・高村阿木夫(現役銀行員のマネーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月3日公開記事)
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