フリマアプリのメルカリ <4385> で、任天堂 <7974> スイッチのダウンロード版ソフトの出品が、4月28日から禁止になりました。
メルカリには、この他も出品が禁止されているものがありますが、それは次のうちどれでしょうか?
① ヌンチャク
② 未開封のトレカ
③ 葉巻
たばこは個人では販売ができない?
今回、スイッチでダウンロード版ソフトが禁止になった大きな理由されているのは、クレジットカードの現金化回避といわれています。これは、換金率の高い商品をクレジットカードで買って転売する手法で、金券やブランドバッグなどで行われてきました。こうしたクレカの現金化は明確な法律違反ではないとされますが、クレカ 会社の規約違反にあたります。
また、もともとゲームアカウントなどの電子データは、メルカリへの出品は禁止されています。それは取引後にアカウントが利用できなくなるなどのトラブルにつながる恐れがあるためです。
これら他にも、メルカリではタバコやタバコに類する葉巻などの商品は出品が禁じられています。正解は③の葉巻です。
タバコの販売は、タバコの製造や販売について細かく定められた、たばこ事業法があります。たばこ事業法第3章によると、タバコの製造は個人ではなく会社でなければいけないとされています。そのため、メルカリには葉巻を含むタバコ類を販売することができません。
ただし、iQOSなど電子タバコの本体の転売は違法ではなく、メルカリにも出品できます。
武器として使われる物は禁止だが……
またメルカリでは、武器として使用されるおそれがあるもの、例えば銃刀法違反に該当する「刃物類」、模造けん銃/模擬銃器に該当するおそれのある「モデルガン」などの出品も禁止されています。
しかし、①のヌンチャクはスポーツの競技に使用されるものとして出品が許されています。「弓道の弓」や「トンファー」なども出品できます。
②の未開封のトレーディングカードやカードパックなどの既成品は、未開封であることを前提に出品が可能とされています。
そのほかに、出品が禁止されているものとして、現金、暗号資産、領収書、チケット類、宝くじ、農薬、さらには小分けした化粧品、使用済みの体操服などが挙げられます。
不要なモノを売るのには便利なフリマアプリですが、意外と禁止されているものがあります。ルールを確認して出品しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月5日公開記事)
【関連記事】
・ガソリン以外も!ウクライナ情勢「値上げ」されるモノ3選
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・これが「老後破産」の前兆!知っておくべき「NG行為」
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?徹底比較(外部サイト)
・貯金1000万円ためる人が「絶対にやらない」4つのこと