コロナ禍でペットを飼う人が増えている中で、注目されているのがペット産業。ペット大国アメリカでは、「ペットテック」という言葉が広く知られています。日本ではまだ馴染みはありませんが、近い将来「ペットテック」に関連する市場規模は急拡大するといわれています。
飼い主やペットが安心して暮らすために役立つ「ペットテック」、詳しい意味を知っていますか。
ライフスタイルの多様化でペット需要が増えている
「ペットテック」とは、ペットとテクノロジー(技術)が合わさった言葉です。最新のIT技術を使って、ペットの世話や困りごとを解決するサービスや商品を指します。
代表的な商品は、飼い主が外出先からペットの行動や異変をスマホで確認できる見守りカメラ、飼い主の代わりに餌やりをしてくれる自動給餌器などです。
最近では、猫がトイレを使うと自動で体重や排せつ回数を測り、アプリにデータが登録される商品も存在します。
また、保護犬・保護猫と飼いたい人をサイト内で結ぶマッチングサービスもあります。ペットショップやブリーダーに行かなくても、自分に合ったペットが自宅で探せます。
日本のペットテック市場は急拡大をしている
2019年の矢野経済研究所の発表では、2018年度の国内「ペットテック」市場規模は7.4億円で、2023年度は、50.3億まで拡大すると予測しています。ペットの家族化により「ペットテック」市場は、世界的に見ても今後さらに拡大していく可能性があり注目されています。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月6日公開記事)
【関連記事】
・ガソリン以外も!ウクライナ情勢「値上げ」されるモノ3選
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・これが「老後破産」の前兆!知っておくべき「NG行為」
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?徹底比較(外部サイト)
・貯金1000万円ためる人が「絶対にやらない」4つのこと