お得な自動車税の支払い方 ポイント還元は?スマホ、コンビニ、クレカ、口座振替……

2022/05/08 17:00

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5月になり、自動車税の納税通知書が届くころだろう。自宅で納付ができて、ポイントまで付与されるスマホ決済を利用しているだろうか? 今年は納税で少しでも得しよう。 自動車税の締め切りは5月末 自動車税は毎年4月1日時点で自動車を保有している人が納めなる税金だ。翌年3月末までの1年分を前払いする形になる。 納税通知書は車検証

5月になり、自動車税の納税通知書が届くころだろう。自宅で納付ができて、ポイントまで付与されるスマホ決済を利用しているだろうか? 今年は納税で少しでも得しよう。

自動車税の締め切りは5月末

自動車税は毎年4月1日時点で自動車を保有している人が納めなる税金だ。翌年3月末までの1年分を前払いする形になる。

納税通知書は車検証に登録された住所へ5月上旬から中旬にかけて届く。納付期限は原則として5月31日。軽自動車の場合は市区町村、乗用車の場合は登録した都道府県から届く。県によって違うケースもあるので心配な場合はHP等で確認しよう。

税額は自動車の種類、用途、排気量、購入時期などで決められている。

例えば、乗用車、自家用、19年10月1日以降に購入した場合、1000cc以下なら25,000円。排気量が500cc増えるごとに金額が加算され、6000cc超の110,000円まで10段階になっている。結構まとまった料金になるので、少しでも得する方法で支払いたい。

ポイント還元ならPayPay、LINE Payが優位

自動車税には以下のような納付方法がある。

・金融機関、コンビニなどの窓口にて請求書で納付
・金融機関口座振替(事前に登録必要)
・Pay-easy(ペイジー)での電子納税
・クレジットカードでの納付(スマホ、PC経由)
・スマホアプリ(d払い、PayPay、LINE Pay、au PAY)での納付
・現金書留

Pay-easy、クレジットカード払いは手数料がかかる。クレジットカードにはポイントがつくケースがあるだろうが手数料がかかることには注意だ。

銀行やコンビニで納付する場合には手数料はかからない。

しかし、いずれも窓口まで出向く必要がある。特に銀行窓口には時間制限もあり面倒だ。コンビニ払いの場合、納税額をATMで下ろしてコンビニ窓口で納付する手間がかかる上に、銀行のシステムによっては時間や金額によって引き出しに手数料がかかるケースもあるだろう。現金書留には書留の代金がかかる。

スマホアプリで納付はできてもポイントがつかないケースも

ポイント還元を狙うならスマホアプリ(PayPay、LINE Pay、au PAY)での納付がいいだろう。請求書のバーコードをアプリで読み取るだけで支払える「請求書払い」は、スマホさえあれば家で簡単にできる。手数料もかからない。

PayPayの場合はクレジットカード経由でなく残高をチャージして払う場合に0.5%~1.5%が還元される。LINE Payの場合はVisa LINE Payカードで払う場合に1~3%が還元される。au PAYの場合は残高払いの場合に0.5%が還元される。なおd払いは請求書払いではdポイントは付与されない。

コンビニ払いでもポイント還元できるケースはある。セブン-イレブン決済の場合、収納代行サービスでnanacoを使って納税するだけではポイント還元はない。収納代行サービスはポイント付与の対象外だからだ。

ただ、クレジットカードのセブンカードにnanacoをチャージして納付することで0.5%のポイントが溜まる。ミニストップでのWAONでも同様だ。しかし、基本的にクレカへの電子マネーのチャージは5万円まで。

納税金額が高い場合は使いにくい。店頭に行かなくてはいけないことを考えれば、アプリでの納付が便利だろう。都道府県によって対応は異なるが、ポイント還元は自動車税だけでない。固定資産税や都市計画税にも適応しているところが増えてきている。少しでも取り返せるように調べておきたい。

文/編集・dメニューマネー編集部

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