年金・イデコ

4月から年金が減額されてる!イデコで老後資金をつくろう

2022/07/10 11:47

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年金支給額は、実は物価や賃金の動きに合わせて毎年増えたり減ったりしますが、今年度は昨年度に続いて、2年連続で減らされました。今後も公的年金の支給額が大きく増えることは期待できないでしょう。そこで老後の備えの選択肢となるのが、自分で年金をつくる「iDeCo」(イデコ)です。もしまだイデコを始めていない人は、この機会に検討

年金支給額は、実は物価や賃金の動きに合わせて毎年増えたり減ったりしますが、今年度は昨年度に続いて、2年連続で減らされました。今後も公的年金の支給額が大きく増えることは期待できないでしょう。そこで老後の備えの選択肢となるのが、自分で年金をつくる「iDeCo」(イデコ)です。もしまだイデコを始めていない人は、この機会に検討してみてはどうでしょうか。

iDeCoで老後資金の確保をしよう

iDeCoは個人型の確定拠出年金です。イデコに加入した人は毎月、自分で決めた額で運用し、将来年金として受け取るわけです。運用する商品(投資信託など)は自分で決めなければいけませんし、元本を下回るリスクもあります。

ただ長い期間をかけて分散投資したり、元本割れのリスクがほぼない商品を選んだりと、損する可能性を減らす方法はあります。

元本確保型はリターンもリスクも低め

iDeCoで満期まで契約すると元本と金利が確保される商品は「元本確保型」で、保険商品や定期預金などがあります。

元本割れリスクがほぼない一方でリターンは低め。ただしiDeCoは節税メリットがあるため通常の預金よりはお得になります。

元本変動型の投資信託は大きく3タイプ

リスクはあっても高いリターンを出したいという人は「元本変動型」の投資信託を選ぶとよいでしょう。投資信託の分類にもタイプがあります。

株式型 日本株だけでなく海外株にも投資できる

株式を中心に投資する商品です。「たわらノーロード日経225」は日経平均株価に連動するため国内の大手企業に投資したい場合に良いでしょう。海外株式に投資したい場合は「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」「野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」なども安定して運用益を出しています。

債券型 株式よりも手堅い商品が多い

「明治安田DC日本債券オープン」や「たわらノーロード国内債券」は、国内公社債の指数をベンチマークとする手堅い運用が特徴です。安心して長期運用できる商品といえるでしょう。

また「たわらノーロード先進国債券」は日本以外の先進国債券が対象。もっと高い利回りを期待したいときは「みずほUSハイイールドファンド」のように比較的信用力の低い企業を対象とした債券ファンドもあります。

バランス型 株・債券などいろいろな商品に投資

バランス型とは国内外の株式や債券などさまざまな商品に投資する商品です。「たわらノーロードスマートグローバルバランス(積極型)」や、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は低リスクな分散投資を行いたい人に向いています。

iDeCoの対象商品は、いずれも国が認定したファンドです。年金支給額の増減に一喜一憂するよりも、好みの商品で将来に向けた資産運用をしましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年5月10日公開記事)

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