dメニューdメニュー

退職金で住宅ローン「繰り上げ返済」はお勧めできないって本当?

2022/07/10 08:46

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/gbepkIZJTvGDZoP-_OdzuA.jpg
「退職金」を住宅ローンの繰り上げ返済にあてるべきか迷う人が多くいます。住宅ローンは“借金”なので、「返せるお金があるのであれば、早めに返すべきではないか」と考えてしまいますが、果たしてそうでしょうか?退職金で住宅ローンを繰り上げ返済するのは正しい判断なのでしょうか? 繰り上げ返済は住宅ローン金利で判断すべき 結論からい

「退職金」を住宅ローンの繰り上げ返済にあてるべきか迷う人が多くいます。住宅ローンは“借金”なので、「返せるお金があるのであれば、早めに返すべきではないか」と考えてしまいますが、果たしてそうでしょうか?退職金で住宅ローンを繰り上げ返済するのは正しい判断なのでしょうか?

繰り上げ返済は住宅ローン金利で判断すべき

結論からいうと、あえて繰り上げ返済をする必要はないでしょう。

なぜなら、今は多くの人が金利1%未満で住宅ローンを借りているため、金利負担も少なく、借入金を返すより、その分、別のことにお金をあてたほうがいいからです。

理想は、繰り上げ返済せずに余ったお金は資産運用にまわそう

その分、何にあてるかというと、「投資・資産運用」です。

住宅ローンの金利1%よりも高い利回りを出せれば、借りたお金を急いで返済するよりもお得です。資産運用にはリスクがありますが、住宅ローンの金利分を超える利回りを目指すのであれば、難しくないでしょう。

それでも繰り上げ返済すべきなのは……

ただ、「資産運用のリスクを取りたくない」「お金は銀行への預金しかしない」という主義の人は、預金金利より住宅ローンの金利が高いので、繰り上げ返済をしたほうが良いでしょう。

ただし、住宅ローンには、住宅ローン控除という所得税や住民税が返ってくる制度があるので、その制度を利用している間(最大13年)は、繰り上げ返済をしないほうが良いでしょう。

5月に住宅ローンの10年固定の基準金利が上がりましたが、上がり幅は0.15%や0.1%とまだ大きくありません。これから住宅ローン金利がさらに上がれば、繰り上げ返済をしたほうが良い場合も出てきます。住宅ローンを借りている人は、金利動向をチェックしておきましょう。

文・小宮崇之(保険代理店経営のファイナンシャルプランナー)
編集・dメニューマネー編集部

(2022年5月10日公開記事)

【関連記事】
10月に「児童手当特例給付」が廃止へ
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
「老後破産」の前兆!知るべき「NG行為」
SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
1000万円ためる人が「絶対にやらない」4つのこと

記事制作者