夫や妻に「転職してほしい」と考えている人が全体の27.5%いることが分かった。
世代別では30代が31.5%と最も高く、ついで20代が26.0%、40代25.0%などだった。特に20代妻と40代妻が25.0%であるのに対し、30代妻が38.0%と突出して高い。30代の男性はパートナーの気持ちに敏感になったほうがいいかもしれない。
転職してほしいと考える原因はパートナーの年収
調査「離婚したくなる夫・妻の仕事」を行ったのはリスクモンスター。20〜49歳の既婚男女、600人を対象に2月に実施された。
年収600万円を下回るとパートナーに不満を持つ傾向にある
パートナーの仕事に対して「不満がある」と回答したのは35.5%。世代別でみると30代(回答率40.0%)が最も高い結果に。次いで「20代」(同33.5%)、「40代」(同33.0%)となった。
夫・妻ともに、パートナーの年収が600万円を下回ると不満が増加。特にパートナー(夫)に対する不安を抱えている妻の割合は、夫の年収が500万円未満の場合は半数以上、300万円未満では約7割にものぼっている。
また、共働き世帯におけるパートナーの仕事に対する不満理由を「仕事への不満」、「転職希望」、「離婚意識」のそれぞれで集計したところ、3項目の全てにおいて、「給料が低い」が最も高い回答を占める結果となった。
若い世代ほどパートナーの仕事が原因で離婚したいと思っている
また「離婚したいと思う原因はパートナーの仕事にあるか」ということを聞いたところ、全体の9.7%がパートナーの仕事が原因で離婚したいと答えている。
夫は若い世代ほどパートナーの仕事が原因で離婚したいと考える割合が増えている。たとえば20代は12.0%だが、40代は6.0%となっている。
妻の傾向は逆で、世代が高いほどパートナーの仕事が原因で離婚したいと考えている(20代は5.0%で、50代は14.0%)傾向がある。
ただこれは離婚する原因をパートナーの仕事に求めるかどうかの違いであって、離婚したいかどうかを聞いているわけではない点には留意が必要だろう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月14日公開記事)
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