ポイントを貯めたものの使い道がなく、なんとなく使っているという人も多いのではないでしょうか。今後、コロナによる制限がゆるやかになることを見越して、「旅行」に行くためにポイントを貯めてみるのはいかがでしょうか。
コツ1 旅行のサービスに使えるポイントを貯める
ポイ活旅行をする上で重要なのは、旅行に向いたポイントを貯めることです。ポイントサービスがたくさんありますが、せっかく貯めたポイントが旅行に使いづらいものだと、ポイ活旅行は楽しめません。
まず確認したいのは、ポイントの提携先に「宿泊の予約サイト」や「航空会社」など旅行に関係するサービスがあるかどうかです。
ポイントは旅行先で買い物をする際に使えるでしょうが、泊まりたい宿や、訪れたい観光施設、目当てにしている飲食店で使えるかどうかは分かりません。
ポイントを有効に活用するには、高額になりがちな宿泊費や交通費に充てること。宿泊や移動に使いやすいポイントを貯めましょう。
コツ2 日程は半年以上先の繁忙期以外で計画する
ポイント付与のタイミングは必ずしも即時や翌月ではなく、数ヵ月先ということもあるので、貯めたポイントを使って旅行に行くなら、少なくとも半年以上先の日程を考えましょう。
クレジットカードのポイントは翌月に反映することが多いですが、ポイントサイトのポイント反映は6ヵ月程かかることもあります。
早く計画しても、夏休みや年末年始など旅行の繁忙期と言われるシーズンは、宿泊費や交通費が高くなるためポイントが使えなかったり、必要なポイント数が多くなったりします。
例えばANA <9202> の羽田-那覇間の片道の場合、年末年始やお盆などの繁忙期(ハイシーズン)は1万500マイルで、閑散期(ローシーズン。1月4日から2月いっぱい、12月の27日以前など)は7,000マイルです。時期によって必要なマイルが1.5倍も異なります。
コツ3 行先は貯まるポイント数を想定して決める
交通費にポイントを使う場合は、旅行先が遠くであるほど多くのポイントが必要です。今あるポイント、さらに旅行までに貯められるポイントによって、「どこまで行けるか」が決まります。
旅行の時期を決め、それまでに貯まるポイント数を想定して行き先を決めるとよいでしょう。
行きたい旅行先を決めてから、それに必要なポイント数を貯めるのも一つの方法ですが、この場合、貯まるまでに時間がかかってポイントの有効期限が終わってしまったり、提携先が変わってしまったりする可能性があります。
まだ自由に旅行できるムードではありませんが、次第に旅行にも行きやすくなるはずです。これまでポイントを何となく貯めて、何となく使っていた人は、「旅行」というちょっと先の未来に楽しいことを計画することで、ポイ活が、毎日の生活が楽しくなるのではないでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月14日公開記事)
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