コロナ禍でリモートワーク、在宅勤務が増え、自由な時間もできましたが、「集中が続かない」公私の切り分けが難しい」という悩みの声も聞かれるようになっています。
自宅で仕事をする場合、気持ちの切り替える方法として理想は書斎をつくることですが、部屋を増やしたり、お部屋を自分専用の書斎に変えたりするのは簡単ではありません。
しかし、そんな人でも最近注目されている「プチ書斎」なら作れるかもしれません。
クローゼットや押し入れも?自宅の中の集中空間
書斎といっても、今から書斎スペースのある家に引っ越したり、大がかりなリフォームをしたりする必要はありません。自宅のどこかに、小さな集中空間を作ることができれば良いのです。
例えば)、寝室やリビングの一角に折り畳み式の机を置いたり、パーテーションを置いたり。仕事中はアロマディフューザーなどで、集中できる香りを漂わせてみても良いでしょう。もちろん家族と相談する必要はあるでしょうが、このくらいならできそうではないでしょうか。
また、書斎として利用できる意外なスペースがクローゼットや収納、押し入れです。一部を書斎スペースにすると、絶妙な「おこもり感」が集中を促進してくれます。仕事時間が終わったら扉を閉めてしまえば良いので、気持ちの切り替えも簡単です。
パーテーションで区切られた集中スペースを置くという方法もあります。
眼鏡ブランド「JINS」で有名なジンズのグルーブ会社、Think Labが販売するブース型書斎「Think Lab HOME」は、ダンボールなどでできた小型の集中スペース。幅76.6センチ、奥行き65.3センチとコンパクト、重さも5キロ程度、3分で組み立てられます。値段も1万6500円(税込み)からです。
便利なガジェット・グッズを利用して「どこでも書斎」を実現
書斎と呼べる場所ができなくても、集中できる環境があればいいわけですから、ノイズキャンセリングヘッドホンなど、さまざまな「集中」グッズも人気を集めています。
ただコロナ禍での生活も長引く中で、最近は次に紹介するような「変わり種」も生まれています。
まずは眼鏡ブランド「Zoff」の「Zoff+集中」。目の前の作業に集中しやすくするため、視界の一部を遮る着脱可能なフードが付いた眼鏡です。
次に、コクヨグループのカウネットが手掛ける「アットパット」。卓上テント型の集中ブースで、使わないときは小さく折りたたんで収納できます。
最後に、パナソニックのグループ会社Shiftallとパナソニックのデザインスタジオ「FUTURE LIFE FACTORY」が共同で開発した「WEAR SPACE」。
視界を遮るパーテーションとノイズキャンセリングヘッドホンが一体となった、独特の形状をしたウェアラブル端末です。頭に装着するだけで視界や周りの音を調整できるので、自宅に決まった仕事スペースを用意できない場合に便利です。
在宅勤務では通退勤のストレスがなくなる反面、集中が難しいという課題もあります。ちょっとした工夫と投資で、自宅を集中できる仕事空間に変えましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月15日公開記事)
【関連記事】
・10月に「児童手当特例給付」が廃止へ
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・「老後破産」の前兆!知るべき「NG行為」
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
・1000万円ためる人が「絶対にやらない」4つのこと