5月末までに支払う自動車税は、口座振替やクレジットカードでも払えますが、スマートフォンでのキャッシュレス決済を使いたいという人も多いでしょう。
ただ複数のアプリを使っている人は、どれがお得なのか確認したいはずです。果たして、数あるスマホ決済アプリの中で、どれが一番お得なのでしょうか。
2020年とは大きく変わった勢力図
自動車税は都道府県の税金で、自治体によって使える決済アプリが異なります。たとえば東京都は、d払い、PayPay、LINE Pay、au PAYなどが使えますが、神奈川県はd払いに対応していません。住んでいる自治体(道府県)のサイトを確認しましょう(なお軽自動車税は市区町村の税のため、以下の情報には含めていません)。
PayPay──領収書払いでのポイントはゼロ
スマホ決済で一番利用者が多いとされるPayPayは2022年4月から、自動車税支払いではポイントが付与されなくなりました。
またPayPayには、毎月いろいろな条件を達成するとPayPayポイントの付与率がアップする「PayPayステップ」という仕組みがあり、自動車税支払いがPayPayステップの達成条件にカウントされます。
ただし、以前はPayPay請求書払いを使うと利用特典としてPayPayボーナスが付与されていましたが、そのボーナスは4月からなくなっています。
なお、PayPayステップでは、300円以上の支払い30回以上、かつ5万円以上達成で翌月のポイント付与率が0.5%アップされます。
LINE Pay ── Visa LINE Payクレカチャージでポイントが0.5%
LINE Pay はVisa LINE Payクレカをひもづけて支払うと0.5%ポイントが貯まります。ただし、LINE Payの残高払いだとポイントは貯まりません。
au PAY──最大2.5%還元、今年は1,000pt当たるチャンス
KDDI <9433> のau PAYでは、自動車税の請求書払いではPontaポイントが0.5%しかつきませんが、年会費無料のクレジットカード のau PAYカードでチャージするとPontaポイントが1%つくので、合計1.5%ゲットできます。
年会費が1万1,000円かかるau PAYゴールドならチャージで2%還元のため、最大2.5%還元されます。
さらに今年は5,000円以上を支払ったユーザーを対象に、抽選で1万人に1,000Pontaポイントプレゼントされます。
FamiPay ──0.5%還元+2,000ptが当たるチャンスも!
ファミリーマート <8028> が注力しているFamiPayも自動車税が支払えますが、Tポイントはつきません。ただファミマTカードからチャージで還元率0.5%のボーナスが貯まります。
ファミペイでの自動車税払いは、ファミマ店頭での支払いと(電子マネーを使った収納代行)、店頭に行かなくてもアプリでQRコードを読み取って支払う請求書払いがありますが、自治体によって対応状況が異なるので、店頭レジで確認するか、アプリで読み取ってみるとよいでしょう。
なお、支払時FamilyMartアプリを提示すると、抽選で総額1,000万円相当の期間限定FamiPayボーナスがあたるキャンペーンが開催されています。
d払い──カードでの支払いで1%のポイント還元
d払いは、自動車税の請求書払いに対応していますが、dポイント付与はされません。
このほかでは、楽天ペイは自動車税の支払いには対応していません。
PayPay、au PAY、d払いなどはコンビニ店頭に行かなくても支払える請求書払いが使えますが、コンビニでは基本的には、使えません。逆にコンビニで支払う(収納代行サービス)には、nanacoやWAONなどの電子マネーか、ファミペイを使うしかないようです。
文/編集/写真・dメニューマネー編集部
【訂正】PayPayカードによるチャージの付与ポイントについて誤りがありましたので訂正しました。
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