「保険金」と「保険料」はどう違う?

2022/05/19 11:00

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まぎわらしい保険用語の「保険金」と「保険料」。どちらも保険に関連する「お金」のことですが、2つの意味はまったく異なります。 保険は不測の事態が発生したときに保障が受けられる制度です。従来からある生命保険や医療保険のほか、最近ではペット保険やスマホ保険など、さまざまな種類があります。 「保険金と保険料」、どう違うか分かり

まぎわらしい保険用語の「保険金」と「保険料」。どちらも保険に関連する「お金」のことですが、2つの意味はまったく異なります。

保険は不測の事態が発生したときに保障が受けられる制度です。従来からある生命保険や医療保険のほか、最近ではペット保険やスマホ保険など、さまざまな種類があります。

「保険金と保険料」、どう違うか分かりますか?

保険は解約した場合のことも確認しておきたい

「保険金」とは、被保険者に万が一のことがあったときに保険会社から支払われるお金です。被保険者とは保険の対象となる(保険がかけられている)人のことです。

なお、入院や手術をした場合には「保険金」ではなく「給付金」が支払われます。保険金は死亡時や満期時に受け取ると契約が終了するものに対し、「給付金」は受け取った後も保険契約が続きます。

一方、「保険料」とは保険契約者が将来の保障を得るために保険会社に払い込むお金です。期間が決まっている定期保険の場合、保険料は掛け捨てになる場合がほとんどです。終身保険の場合は、解約時に「払戻金」が受け取れます。

払戻金は解約のタイミングによって払戻率が異なります。保険料の払込期間が完了する前に解約すると、払戻金は支払った保険料より少なくなり、払込期間完了後は多く受け取れる場合があります。

解答:「保険金と保険料」の違いとは……

「保険金」とは保険会社から受け取るお金で、「保険料」とは保険会社に払い込むお金のことです。貯蓄代わりに保険を利用する人もいますが、解約してしまえば当然保障は受けられなくなるので注意したいところです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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