お金の話がちゃんと「できている」と答えた夫婦のほうが、「できていない」夫婦よりも、家事を分担・協力してやる割合が高く、夫婦仲に対する満足度が高い──。
お⾦の話と夫婦間のコミュニケーションにこんな関係があることが、全国の夫婦を対象にした調査で分かった。
お金の話をする夫婦は家事も分担する
調査したのは不動産サイト「RENOSY」(リノシー)を運営するGA technologies <3491> 。家事代行サービスのベアーズとともに、昨年11月、全国の20〜40代の子育て中の共働き夫婦641人を対象に行った。
この調査では、「家族のお金の話ができているかどうか」と「家事分担の満足度」の慣例性も調べている。
具体的には、4つの家事項目(ゴミ捨て、食器の片付け・食器洗い、洗濯、子供の世話・育児)についてパートナーと分担・協力ができているかどうかを質問。その回答を、「お金の話ができている夫婦」と「できていない夫婦」に分けてまとめている。
その結果、4つの項目すべてにおいて、「お金の話ができている夫婦」のほうが家事の分担・協力がしっかりできていることが分かった。
⽇常的にコミュニケーションを取れている家庭は、お⾦の話や家事の分担もできているということだ。
4割の共働き夫婦が「お金の話ができていない」
ただし、全体の4割以上の共働き夫婦が、夫婦間でお⾦の話ができていないとも回答している。
その理由を聞いたところ、最も多かったのは「何から始めてよいか分からない」(35.5%)。2番目に多かった理由が「十分な知識がない」というもので、その数32.0%に上った。また「勉強したり、調べたりするのが面倒」という回答した人も17.8%あった。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月19日公開記事)
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