「職場でストレスをまったく感じてない」という人がどれくらいいるだろうか。
キャリアバイブルを運営するNEXER が今年3月に行った調査では、職場でまったくストレスを感じていないという人の割合が22.5%で、4人に1人もいることが分かっている。
逆に77.5%の人はストレスを感じているということ。大半は「少し感じている」で51.5%だが、「かなり感じている」も26.5%もいる。ストレスを感じない人はあくまで少数で、職場はストレスフルな場なのだ。
具体的には、職場でどんなことをストレスに感じるものなのだろうか?またその解消法はあるのだろうか。
「トイレに行く暇がない」ほど仕事に追われている
1185人に聞いたこの調査では、ストレスを感じる一番大きな原因は次の通りだ。
職場で一番ストレスの原因になるものは?
1 給与や待遇が悪い 23.0%
2 仕事量の多さ 21.1%
3 上司との人間関係 16.8%
4 同僚との人間関係 15.3%
5 部下との人間関係 4.1%
6 休みの少なさ 2.5%
7 コロナ禍関連 1.7%
8 残業の多さ 1.6%
・その他 13.8%
給与や待遇が悪いと感じている人の声では、「仕事量が増えてきているが昇給やボーナスに反映されていない」「同年代の平均給与と比較して、格段に少ない」といったものから、「トイレに行く暇もないくらい時間に追われる」「上司が全く頼りにならず、何のために役職がついているのかわからない。人手不足をどうにかなると思っていて腹が立つ」といった意見もあったという。
ストレスを発散できているのは半分くらい
「ストレスが溜まっている」と回答した人に、ストレスの発散はできているか聞いたところ、48.1%の人しかストレスの発散ができていないことも判明した。
ストレスの発散方法を聞くと、「同じ思いの同僚と愚痴を言い合ったり、カラオケに行って大声で叫んでいる」(40代・女性)のような職場のストレスを仲間と発散する人もいれば、「休みの日に時間を作ってウォーキングに行ったり、好きな音楽を聴いたりして気分転換を図っている(50代・男性)、お気に入りの動画を観たり、本を読んだりしています。(50代・女性)といったように自分時間で解消している人もいた。
ストレスの理由はともあれ、うまく発散方法は見つけたいものだ。
文/編集・dメニューマネー編集部
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