就職の内定の平均は2.04社で、内定数と学歴(大学の偏差値レベル)、性別、地域などの相関関係がないことが、就活情報サイト「就活の教科書」を運営するSynergy Careerの調査で分かった。
内定が2社以上決まっている人が30.13%、3社決まっている人が 14.37%だが、4社以上決まっている人も15.06%いたという。
内定数と大学のレベルは関係していない?
調査は、ゴールデンウィーク前時点で「就活の教科書」の利用者717人を対象に4〜5月にかけて実施された。発表に明示はないものの、現時点で就活中なので、2023年卒・修了予定の大学生、大学院生が対象とみられる。
内定が1社で終わる理由としてSynergy Careerは「内定を1社もらったら、やる気がなくなるから」「学生生活を優先させたいから」などと推察している。
調査では、性別、居住地域ごとの内定数の違いも調べている。
たとえ「性別」では、男子の平均内定数が2.04社で女子が2.03社。「地域」では、関東や近畿が2.12社と最も高く、北海道が1.79と少なかったものの、大きな差とは言いがたい。
ただ意外なことに「大学のレベル」でも大きな違いはなかった。結果を詳しく見ると次のとおりだ。
大学レベルごとの平均内定数
・東京/京都/一橋レベル:2.37
・早慶/旧帝レベル:1.85
・MARCH/関関同立レベル:2.25
・日東駒専/産近甲龍レベル:平均内定数:1.96
・大東亜帝国/摂南/ 神戸/ 追手門/ 桃山レベル:2.07
・上記以外の大学:平均内定数:1.92
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月21日公開記事)
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