「機関投資家」と「投資家」はどう違う?

2022/05/21 07:00

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投資にはいろいろな種類・方法があるように、「投資家」の種類もさまざまです。 企業のIR活動と言えば決算説明会や会社説明会などですが、よく見ると「機関投資家向け」と「個人投資家向け」が分かれていることがあります。 異なる意味を持つ「機関投資家」と「投資家」ですが、どのように違うか分かりますか? 機関投資家による大口の取引

投資にはいろいろな種類・方法があるように、「投資家」の種類もさまざまです。

企業のIR活動と言えば決算説明会や会社説明会などですが、よく見ると「機関投資家向け」と「個人投資家向け」が分かれていることがあります。

異なる意味を持つ「機関投資家」と「投資家」ですが、どのように違うか分かりますか?

機関投資家による大口の取引で、市場は大きな影響を受ける

機関投資家」とは、顧客から拠出された資金を運用する法人投資家のことです。多額の資金を運用するため売買金額が大きく、市場にも大きな影響を与えます。

一般的に、機関投資家は短期的な利益を追い求めるのではなく、優良企業や成長企業を見極めて長期的な運用を行います。具体的には生命保険会社や損害保険会社、信託銀行、年金基金、農協などが機関投資家に当たります。

一方、「投資家」とは機関投資家、個人投資家、外国人投資家などの総称で、利益を出すことを見込んで資金を投じる人のことです。

投資家はキャピタルゲインインカムゲインの2つによって利益を得ています。キャピタルゲインとは資産の売却時に発生する売買差益のことです。それに対して、資産を持ち続けることで得られる配当金や利子などの収入を、インカムゲインといいます。

解答:「機関投資家と投資家」の違いとは……

機関投資家」とは保険会社や銀行などのプロ投資家のことで、「投資家」とは資金を運用することで利益を出す人の総称です。銀行に預金をすると利子が付きますが、これもインカムゲインのひとつです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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