「マミートラック」は、ワーキングマザーが抱えている課題です。女性の活躍が進まない理由の一つともいわれています。カルビー <2229> は、「マミートラック」を防ぐための支援策に取り組み、成果に表れています。
「マミートラック」は、キャリアアップの壁になってしまう状況を表す言葉ですが、詳しい意味を知っていますか?
「マミートラック」は子育て中に起きるキャリアロス
「マミートラック」とは産休や育休から復職したのち、休職前のような活躍ができずキャリアが停滞してしまう状態を表す言葉です。
要因はさまざまありますが、ワーキングマザー自らが仕事の負担を減らしたり、会社からの過剰な配慮で責任のある仕事を任せてもらえなかったりすることなどが挙げられます。
「マミートラック」に陥ると、昇進や出世コースから外れてしまうだけでなく、モチベーションが下がることで退職に至ることもあります。
カルビーが子育て両立支援制度を導入
カルビーは、“子育てをしながら働く”ことに希望が持てる企業を目指しています。仕事への意欲を高めるキャリア研修を設けたり、子育て両立支援制度を導入したりしたことで、女性管理職の比率が2017年には、24.3%まで高まりました。そのうち約4割が子育て中であり、中には時短勤務の人も含まれているそうです。
モバイルワークの導入で時間的な制約があっても活躍できる環境を整え、無駄な会議や残業をなくし、効率的な働き方を意識付ける取り組みも行われています。
「マミートラック」の解決には企業の後押しが不可欠ですが、ワーキングマザー自身やパートナーとの間で取り組みを見直すことも重要です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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